【サービス】
アカマイ、動的コンテンツを高速配信する「Edge Side Includes」日本語サービス
■URL
http://japan.akamai.com/pressrelease/press021111.html
アカマイ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社は、同社のCDNサービスにおいて動的なWebコンテンツの高速配信を可能にするオプション「Edge Side Includes(ESI)」の、日本語対応版サービスを開始すると発表した。
ESIは、Webページの構成要素となる各コンポーネントごとにキャッシングルールを設定し、Webページを部分的にキャッシュできるようにする。さらに、Webページのコンポーネントを定義するためのマークアップ言語により、キャッシュ上でWebページを動的に組み立てるというもの。コンテンツ更新の際にはページ単位ではなく、コンポーネント単位で更新できるようにする。キャッシュされた分はキャッシュサーバーより、更新された部分はオリジナルのサーバーから、そしてWebページ自体はESIで動的に組み立てるため、動的コンテンツ配信において高パフォーマンスを得られるという。
このESIは、2001年4月に米Akamai TechnologiesがOracleとともに提唱した技術だ。その後、BEA Systems、IBM、Vignetteらも共同開発に加わっている。
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(2002/11/11)
[Reported by okiyama@impress.co.jp]
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