【業界動向】
リコーテクノシステムズなどがオープンシステムモデルとして提案
社内外の社員研修プログラムをWebサービスで連携
■URL
http://www.ibm.com/jp/NewsDB.nsf/2003/01061
リコーテクノシステムズ、豆蔵、日本IBMの3社は6日、Webサービスを利用した企業向けの社員研修システムモデルを構築したと発表した。
このシステムモデルでは、NTTコミュニケーションズ(NTTコム)の提供するパブリックUDDI(Universal Description, Discovery and Integration)ビジネスレジストリに登録された社外の各種研修サービスや、各部門単位で管理されている社内の社員研修プログラム、人事情報システムなどを連携可能。社内外に散在する各種研修コースの検索から受講申し込み、承認手続きなどを含めたプロセスをプラットフォームの違いを意識せずに一貫して進められるようになっているという。
リコーテクノシステムズと豆蔵が同モデルのベースとなるシステムの稼働を開始し、技術情報を公開することでオープンモデルとして業界に提案していく。さらに今後は、パブリックUDDIビジネスレジストリを運営するNTTコムも参加し、課金インフラなどを含めたビジネス展開を目指すとしている。
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(2003/1/6)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]
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