【新製品】
「Oracle E-Business Suite」の対応OSにLinuxを追加
日本オラクル、ビジネスアプリケーション製品群で初のLinux対応
■URL
http://www.oracle.co.jp/apps/index.html
日本オラクル株式会社は16日、企業向けの統合ビジネスアプリケーション製品群の最新版「Oracle E-Business Suite 11i リリース8 Linux版」を発表した。同シリーズとして初めてOS「Linux」に対応するバージョンとなる。価格は、従来と同様で最小構成で5ユーザー300万円から(ライセンス価格)。
Oracle E-Business Suiteは、人事管理、統合会計、生産管理、プロジェクト管理、サプライチェーン管理など、企業向けのビジネスアプリケーションを統合した製品。Linux版では、レッドハット株式会社の「Red Hat Advanced Server 2.1」およびミラクルリナックス株式会社の「Red Hat Advanced Server 2.1 Powerd by Miracle」に対応する。そのほか新機能としては、財務・資金管理モジュール「Oracle Treasury」、仕入先選定業務を効率化するモジュール「Oracle Sourcing」などが機能拡張されている。
日本オラクルでは、Linuxへの対応について「現在、企業では機関系システムにおいてLinuxの認知が高まっている。さらに中規模企業が導入する際の敷居を下げる目的もありLinux対応版を開発した」としている。
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(2003/1/16)
[Reported by okiyama@impress.co.jp]
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