【業界動向】
米HPがAmericaOnlineと企業向けIM分野で提携
■URL
http://media.aoltimewarner.com/media/press_view.cfm?release_num=55252990
http://www.hp.com/hpinfo/newsroom/press/2003/030122a.html
米Hewlett-Packard(HP)と米AmericaOnline(AOL)は22日、企業向けのインスタントメッセージ(IM)分野で提携すると発表した。
HPは今後、AOLの企業向けIMサービス「Enterprise AIM」を、同社の提供するメッセージング製品のポートフォリオに加える。Enterprise AIMサービスは、AOLが提供している通常のIMサービスよりも、安全性の向上や通信記録管理などが強化されているもの。
またHPは、AOLが2002年に発表した「Enterprise AIM Certified Partner Program」に参加しており、AIMに対応した企業向けアプリケーションを顧客向けに開発できるようになる。企業のメッセージングに対する需要が増している現在、HPがより低コストで人気のあるAIMに対応したメッセージングアプリケーションを開発できることに大きなメリットがあるといえる。
企業向けのIM製品では、IBMの「Sametime」が主要な地位を占めているが、AOLや、Microsoft、Yahoo!などが猛追している状況だ。
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[Reported by 青木 大我 (taiga@scientist.com)]
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