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【サービス】

平成電電、国内3分6.8円で通話できる電話サービス「平成電話」

■URL
http://www.hdd.co.jp/

佐藤賢治社長

 平成電電は、メタル直収線による電話サービス「平成電話」を6月に開始すると発表した。個人向けサービスではNTT電話回線の基本料金の代わりに月額1,800円を支払い、全国一律3分6.8円、携帯電話へも全国一律3分49.5円で通話できる見込み。また、ADSL回線サービス「電光石火」とのセットサービスも予定しているという。

 平成電話は、NTTの電話回線の代わりに平成電電が回線を提供するサービスで、IP電話とはサービス形態が異なる。ユーザー宅まではNTTが他事業者に回線を提供するドライカッパーを利用し、都道府県単位のZC(中継交換機)ではなく、NTT接続料金の安価な市区町村単位のGC(加入者交換機)と交換網を接続することで低価格化を実現しているという。

 平成電話を利用する場合は、NTT電話回線の設置負担金7万2,000円や基本料金などの必要がない。また、NTTの電話サービスを利用していたユーザーは、平成電話へ移行しても従来の電話番号を利用できる。ユーザーは特別な機器などを利用することなく、サービスを申し込むだけで平成電話を利用できるほか、キャッチホンなどのオプションサービスもNTTと同等のものを提供する予定だという。

左から竹村文利経営企画室長、佐藤賢治社長、北本浩一営業本部長

 平成電話の月額料金は個人向けサービスの場合1,800円で、国内は全国一律3分6.8円で通話できるほか、携帯電話へも3分49.5円で通話できる見込み。また、300円を追加して支払うことで平成電話のユーザー同士は無料で通話できる。法人向けの場合は平成電話1回線につき2,400円で、無料通話の追加料金は月額500円。サービスは6月より開始、10月までには全国1,138カ所、年内には2,000カ所でサービスを提供する予定だという。

 平成電電のADSL回線サービス「電光石火」も対応、個人向けサービスの場合は月額料金1,250円、モデムレンタル料金700円で利用できるほか、法人向けの場合は1年間月額料金が無料になる。プロバイダーも平成電電の無料プロバイダー「FREECOM」を用意。なお、NT東西に支払う回線利用料については「回線利用料というよりは管理費用という存在のため別途必要になるが、詳細については現在検討中」であるという。

 なお、個人向けサービスでは月額料金と定額通話料金に加え、平成電電のADSL回線サービス「電光石火」をセットにしたプランを月額3,000円で提供する予定もあるという。ただし平成電電の佐藤賢治社長は「ADSL事業は他社より大きく出遅れている」としたうえで、「電光石火はあくまで電話サービスの付加サービスとして考えている」とコメント、セット料金などの詳細は検討中であるとした。

 平成電電の佐藤賢治社長は平成電話について「NTT東西の接続料が改定されたことを受け、値上げの行なわれた全国単位のZCではなく、値下げされたGCに接続することで低価格化を実現した」と語った。サービス導入のコストについては「交換機の伝送装置などが安価になってきている」と前置きしたうえで、サムソンやルーセントなど海外製の装置を採用、GC1局あたり200万円という数字を明らかにした。

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(2003/4/2)

[Reported by 甲斐祐樹]

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