【イベントレポート】
【N+Iレポート】N+I会場のネットワーク
■URL
http://www.interop.com/lasvegas2003/
N+Iの始まりでもあるInteropは、ネットワーク機器の相互接続性を確認するためのイベントでもあった。このため、N+Iでは、毎回、会場に大規模なネットワーク(InteropNet Event Network:eNet)を設置、各ブースに置かれたさまざまなネットワーク機器が接続される。
会場入り口には、N+IのNOC(Network Operation Center)が作られており、ここにバックボーンネットワークやインターネット接続用の機器が置かれる。会場内全体を取り巻くように802.3ad(Link Aggregation Control Protocol:LACP)を使ったリング構造の2本のギガビットイーサネットが設置されている。このネットワークには、会場内に設置された接続点から、ネットワークスイッチなどを介して各社のブースへネットワークがつながっていく。また、無線LANも接続しており、会場内やコンファレンス会場で無線LAN経由でネットワークに接続が可能となっている。
|
eNetのバックボーン構成図。インターネットには2カ所で接続し、会場内はリング状のギガビットイーサネット2本が設置される。ここに接続されたネットワークスイッチから各ブースのネットワークが接続する |
|
|
会場内に何カ所か設置されている各ブースのネットワークとバックボーンネットワークの接続点 |
この接続点から、このように大量のイーサネットケーブルがいったん天井に向かい、個々のブースを接続する |
◎関連記事
■「NetWorld+Interop 2003」開幕
■【N+Iレポート】米Cisco Systems社CEO John Chambers基調講演
■【N+Iレポート】米Extreme Networks、4GNSS発表
(2003/4/30)
[Reported by 塩田紳二]
|