【サービス】
BIGLOBE、個人会員向けの「Webフィルタリングサービス」開始
■URL
http://ifilter.biglobe.ne.jp/
http://www.nec.co.jp/press/ja/0306/2602.html (リリース)
NECが運営するISP「BIGLOBE」は、個人会員向けの「Webフィルタリングサービス」を7月1日より開始する。デジタルアーツ株式会社のISP向けフィルタリングシステム「Active Rating System」を利用したサービスで、ユーザーは専用ソフト「i-フィルター Active Edition」をPCにインストールする必要がある。料金は月額300円。
コンテンツフィルタリングでは、サービスを提供するサーバー側で、フィルタリング設定などを一括管理するケースが多い。今回のサービスでは、初心者でもプロキシなどの設定を行なわずに、専用ソフトのインストールだけで利用できる点が特徴だ。またデジタルアーツのフィルタリングデータベースからデータ参照を行ない、常に最新の状況に対応したフィルタリングが可能としている。
フィルタリングするWebページのカスタマイズも可能で、暴力、ヌード、カルト/オカルトなど、6つの基本的なカテゴリーを5段階のレベルで調節できるほか、出会いや違法ソフト、ハッキング/クラッキングなど、26の中カテゴリーについてはフィルタリングのオン/オフ選択ができる。さらにオンラインのデータベースとは別に、閲覧制限/閲覧可能ページをユーザーが独自設定できる点に加え、家族一人一人に異なるフィルタリング設定を行なったり、子供のWeb閲覧履歴を親が確認することも可能としている。
Webフィルタリングサービスの対応OSはWindows XP/Me/2000/98SE/98。8月31日までに申し込んだ場合、「無料お試しキャンペーン」として、申込み月を無料で利用できる。BIGLOBEでは同サービスのユーザーを、2003年度末までに3万人と見込んでいる。
◎関連記事
■ODN、メールやWebのフィルタリングサービスを開始
■アイキュエス、家庭向けコンテンツフィルタリング「親子ネット」を拡大
■デジタルアーツ、利用者ごとの履歴が分かるISP向けフィルタリングソフト発売
(2003/6/26)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]
|