【ADSL】
TTC、20Mbps超ADSLなどのスペクトル適合性を発表
■URL
http://www.ttc.or.jp/j/info/dsl/index.html
TTC(情報通信技術委員会)のDSL専門委員会スペクトル管理サブワーキンググループは、DSLの20Mbps超のADSL方式を含むDSLの各伝送方式のスペクトル適合性を確認し、その結果を発表した。
今回の適合性確認は従来のJJ-100.01第1版を変更した計算条件に基づいて計算されたもの。20Mbps超のADSL方式については、いずれも被干渉に対する保護のないクラスBおよびクラスCに分類された。
NTT東西やイー・アクセス、アッカ・ネットワークスなど、Yahoo! BBを除くほとんどの事業者が採用予定のAnnexIでは、「G.992.1 AnnexI DBM (FDM)」「G.992.1 AnnexI SBM(FDM)」が線路長制限、収容制限のないクラスB、「G.992.1 AnnexI DBM(OL)」「G.992.1 AnnexI SBM(OL)」などのオーバーラップ系が線路長制限が2.5kmまでのクラスCとされた。
また、Yahoo! BBが採用予定のAnnexAでは、「G.992.5 AnnexA(FDM)」がクラスB、「G.992.5 AnnexA(OL)」がクラスCと分類された。
クラス分けが決まったことで、今後、NTT東西の接続約款改定が総務省に申請され、認可され次第、20Mbps超のADSLサービスが開始されることになる。
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(2003/7/9)
[Reported by 正田拓也]
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