【業界動向】
JAIPA、“出会い系サイト”の定義などについて警察庁に意見書
■URL
http://www.jaipa.or.jp/comment/030724_kei.pdf (PDFファイル)
日本インターネットプロバイダー協会(JAIPA)は24日、警察庁がパブリックコメントの募集を行なっている、いわゆる“出会い系サイト規制法”における定義について意見書を提出した。規制対象となる「インターネット異性紹介事業」の定義を具体的にすべきと指摘している。
パブリックコメントに対するこの意見自体はJAIPAなどがすでに再三指摘しているものだが、今回の意見書は、この法案が施行されるにあたって、警察庁が「これまで何ら当協会を始めとするインターネット業界の声に耳を傾けていただけなかったこと」に対して大きな不満を示している点が特徴。これまでJAIPAが提出してきた意見に何ら回答がなかったとしており、警察庁が「インターネットプロバイダー業界の考えや意向に対して、どれほど耳を傾ける用意があったのか疑問を抱かざるを得ない」としている。
JAIPAによれば、会員ISPからも懸念の声が上がっていたことから、このような内容を意見書に大きく盛り込むことにしたという。
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(2003/7/24)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]
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