INTERNET Watchで2008年に掲載したニュース記事のアクセス数をもとに、月ごとの10大ニュースを選出。今年を象徴する合計120本の記事を4回に分けて紹介する。3回目の今回は、7月から9月までのニュース。
● 7月:新サーチエンジン「Cuil」公開、ソフトの無償公開にも注目
1位は新サーチエンジン「Cuil(クーイル)」の記事。Google出身者などが開発に参加し、1200億ページをインデックス化した“世界最大”のサーチエンジンだとする発表に注目が集まった。2位は3Dモデリングソフト「trueSpace」、3位はセキュリティ対策ソフト「ノートン2009」ベータ版といずれもソフトの無償公開。6月に起きた秋葉原の連続殺傷事件以降、ネット上での犯行予告に対する検挙(6位)も相次いだ。
● 8月:「ストリートビュー」が日本でも開始
Googleマップの「ストリートビュー」機能が日本でも開始。これを伝える記事が1位と2位となったが、当初から懸念されたプライバシー問題は、その後も自治体などから要望や意見書がグーグルに寄せられることとなった。2008年はブラウザ関連の動きが久々に活発となり、マイクロソフトの次期ブラウザ「Internet Explorer 8」のベータ2が一般公開された記事も5位にランクインした。
● 9月:Googleもブラウザ開発競争に参戦。「Google Chrome」公開
ついにGoogleもWebブラウザ開発競争に参戦。新たなブラウザ「Google Chrome」の公開を伝える記事がトップとなたほか、関連記事も4位、6位、7位にランクインした。2位はWinnyに映画の動画ファイルをアップロードしていたユーザーの逮捕。3位は「ノートン2009」の旧製品ユーザーに対する提供開始で、ベータ版の無償公開に続いて注目を集めた。
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( 編集部 )
2008/12/25 11:14
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