INTERNET Watchで2008年に掲載したニュース記事のアクセス数をもとに、月ごとの10大ニュースを選出する。今年を代表する合計120本の記事を4回に分けて紹介。1回目は、1月から3月に掲載したニュースを各月のランキングから振り返る。
● 1月:「原田ウイルス」の作成者逮捕
1月は、テレビアニメの画像を無断で利用し、「原田ウイルス」の亜種を作成した男性逮捕のニュースが4位になった。ウイルスの作成行為自体を罪に問う法律が無いため、著作権法違反の容疑で逮捕された点が興味深い。また、それを受けてトレンドマイクロがブログで「原田ウイルス」の概要を解説したニュースが10位となった。
● 2月:米MicrosoftがYahoo!買収提案を発表
2月早々に飛び込んで来た米MicrosoftによるYahoo!買収提案が4位となった。約3カ月間の交渉の末、Microsoftが買収を断念するかたちとなったが、2大企業の動向に世間の注目が集まった。マイクロソフト関連では、「Windows Live SkyDrive」日本語版の開始(1位)や、Internet Explorer 7の自動更新による配布開始(9位)などもアクセスを集めた。
● 3月:Amazonの「ほしい物リスト」初期公開設定が話題
3月は、Amazonの「ほしい物リスト」が初期設定で公開されるニュースが2位となった。同機能の名称変更で一部のユーザーが公開設定に気付き、ネットで話題になった。このほか、「Winny」の機能上、海賊版ソフトを“ダウンロード”しても公衆送信権侵害にあたるとして男性2人が書類送致されたニュースが6位、それを受けてACCSが注意喚起したニュースが7位となった。
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( 編集部 )
2008/12/22 13:21
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