INTERNET Watchで2008年に掲載したニュース記事のアクセス数をもとに、月ごとの10大ニュースを選出。今年を象徴する合計120本の記事を4回に分けて紹介する。2回目となる今回は、4月から6月までのニュース。
● 4月:不正アクセスのショッキングな手口に注目集まる
不正アクセスを受けたサウンドハウスが、被害の詳細を明らかにしたという記事が1位。中国のブログに名指しの攻撃マニュアルが公開されていたという、ショッキングな内容だった。2位は、公正取引委員会が、独占禁止法違反の疑いでJASRACに立ち入り検査を実施したという記事。
● 5月:Windows XP SP3配布開始、一部では再起動繰り返す不具合
1位は、Windows XP Service Pack 3(SP3)をインストールすると、一部環境で再起動が繰り返される不具合に関する記事。不具合の原因をマイクロソフトが公表したという記事も2位だった。6位は、Winnyで流通した、いわゆる「原田ウイルス」の作者に有罪判決が下されたという記事。罪状は「著作権侵害」と「名誉毀損」だった。
● 6月:毎日新聞「低俗」コラムに批判、「Firefox 3」公開にも注目
毎日新聞英語版サイトのコラムコーナーに「低俗過ぎる」などの批判が殺到。これを受けて、毎日新聞社がコラムコーナーを閉鎖したという記事がトップ。「Firefox 3」公開にも注目が集まり、3位、8位、9位にランクインした。公開当日はMozillaのサイトにアクセスが集中、Mozilla Japanではページを軽量化するなどの対策を行った。
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( 編集部 )
2008/12/24 11:24
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