INTERNET Watchで2008年に掲載したニュース記事のアクセス数をもとに、月ごとの10大ニュースを選出。今年を象徴する合計120本の記事を4回に分けて紹介する。最終回の今回は、10月から12月までのニュース。
● 10月:MSが定例外の緊急パッチ「MS08-067」リリース
1位は、未知の脆弱性を悪用した攻撃が確認されたことを受け、マイクロソフトが定例外でリリースした緊急パッチの記事。セキュリティ関連ではこのほか、無線LANの暗号化方式「WEP」をわずか10秒で解読したとの研究報告(3位)、ミニデスクトップPC「Eee Box」にウイルスが混入していた事故(6位、9位)などが大きな話題に。
● 11月:“クリックジャック”の脆弱性に注目が集まる
ユーザーが気付かないうちにリンクやダイアログのボタンをクリックさせられる“クリックジャック”の脆弱性が見つかり、これを修正した「Flash Player 9」最新版がリリースされたことを報じた記事が1位。Google マップの「マイマップ」機能による個人情報などの意図せぬ“公開”が問題となったのもこの時期(3位)。
● 12月:中高生が使う?言葉「タヒる」「指恋」とは
「Google Chrome」正式版(2位)、YouTubeのHD画質対応拡充(3位)、MSの緊急パッチ「MS08-078」(4位)、ダウンロード違法化(6位)、「ニコニコ動画(ββ)」(8位)など、並み居る重要ニュースを抑えて1位を獲得したのは、大修館書店が中高生から募集した“新語”の記事だった。
関連情報
■関連記事
・ 2008年のインターネット120大ニュース[1月~3月](2008/12/22)
・ 2008年のインターネット120大ニュース[4月~6月](2008/12/24)
・ 2008年のインターネット120大ニュース[7月~9月](2008/12/25)
( 編集部 )
2008/12/26 11:09
- ページの先頭へ-
|