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Apple Watch単体でスキー&スノーボードの滑走を記録可能に~「Snoway」アプリに対応版が登場

Apple WatchのGPS内蔵モデル単体で滑走を記録できる

 株式会社スノーウェイは、スキー場の口コミサイト「Snoway」が提供する滑走記録アプリ「Snoway-スキー&スノーボード滑走記録」のApple Watch対応版を提供開始した。

 「Snoway滑走記録アプリ」はスキー場やバックカントリーでスキーやスノーボードを楽しんだ際に、GPSの位置情報を利用して滑走距離や経路、滑走スピードなどを自動的に計測・記録するアプリ。簡単操作で自分だけの滑走記録を手軽に残すことができる。

 滑走記録は、滑走1本ごとの情報とともに、地図上に滑走したルートが表示され、滑りを細かく振り返ることができる。記録した内容は、写真を付けて友達と共有することもできる。

「Snoway-スキー&スノーボード滑走記録」

 今回リリースしたApple Watch対応版では、Apple WatchのGPSモデルを利用するユーザーは、Apple Watch単体で滑走を記録することが可能となった。

 Apple Watch単体での記録中に、滑走距離、滑走時間、滑走本数、リフト回数、最高速度、カロリー、現在の標高などを見ることが可能で、リフト乗車中に手首を見るだけで自分の滑走データを確認できる。滑走データはSnowayのアプリと連動して保存され、アプリ上で1本ごとの滑走データを振り返ることができる。

 「Snoway滑走記録アプリ」は10月にアップデートが実施されたばかりで、アプリ内で他の人の滑走記録を見られる「フィード機能」や、最長滑走距離や滑走本数などの目標に応じてトロフィーを獲得できる「トロフィー機能」、どれくらいのスキー場を滑ったかを振り返ることができる「国内スキー場コレクション」、滑走日数に応じて用意される「レベルバッジ」などが追加された。

 今回のアップデートは、このアップデートに続く新たな機能。Apple WatchのGPSモデルを使うことにより、滑走中はiPhoneの電源をオフにしたり、iPhoneを持たずに計測したりすることができるようになった。

片岡 義明

フリーランスライター。ITの中でも特に地図や位置情報に関することを中心テーマとして取り組んでおり、インターネットの地図サイトから測位システム、ナビゲーションデバイス、法人向け地図ソリューション、紙地図、オープンデータなど幅広い地図・位置情報関連トピックを追っている。測量士。インプレスR&Dから書籍「こんなにスゴイ!地図作りの現場」、共著書「位置情報ビッグデータ」「アイデアソンとハッカソンで未来をつくろう」が発売。