触れてみよう電子工作×IoT

第3回

お米が少なくなったら自動注文、「スマート米びつ」をラズパイ+myThingsで作ってみた<前編>

PC上でGUIを用いてプログラミング

 ウェブブラウザーでDevelopersにログインして、サービス作成画面で動作のきっかけとなる条件(トリガー)と、条件を実行したときに起こしたい動作(アクション)の組み合わせを作成します。トリガーやアクションは左側メニューにある「チャンネル」から選択し、それぞれの条件を指定します。Developersは自分が好きなBaaS(Amazon Web Services:AWS、Bluemixなど)や自分のサーバーから繋ぐことができるため、自分が普段使用している環境から利用できることが特徴です。ここで組み合わせたサービスは一般利用者に提供することができます。

myThings Developersログイン後の画面(開発者はここで組み合わせの条件を設定する)

カスタムトリガーを用いるとリアルタイムの実行が可能

 Developersであらかじめ用意されているトリガーチャンネルは15分間隔に条件を実行しますが、カスタムトリガーを用いるとリアルタイムに動作させることができます。カスタムトリガーとは、開発者のサーバーから任意のタイミングで組み合わせを実行できる仕組みですので、リクエスト要求を受けてリアルタイムに実行されます。

自作のIoTデバイスと接続する方法

 先ほどのカスタムトリガーや、他サービスをきっかけに開発者のサーバーにリクエストを送信するカスタムアクションを用いると、自作のIoTデバイスをDevelopers上で組み合わせることもできます。Developersの左側メニューにあるカスタムトリガーまたはカスタムアクションを選んでください。自作デバイスからのトリガーを使いたいときはカスタムトリガー、自作デバイスを動かしたい場合はカスタムアクションを選びます。

「LOHACO」以外に「Twitter」「YouTube」「Yahoo!メール」なども組み合わせ可能