vProの匠
【匠の部屋】[dynabook編]メーカー別、AMTの設定方法/MEBxの入り方
dynabook G83で検証
- 提供:
- インテル株式会社
2022年6月28日 06:00
テレワークの普及とともに、企業での利用が増えている「インテル vProプラットフォーム」。このプラットフォームに対応したクライアントPCは、システム管理者がGUIやコマンドを使って遠隔管理することができる。
ただ、クライアントPCを遠隔管理するには、以前にも紹介したようにAMTのプロビジョニング(初期設定)が必要になる。その操作方法はメーカーごとに異なるので、詳しい手順をそれぞれ紹介していきたい。
今回はdynabook G83を使って、vProのすべてを知り尽くした“匠”こと牧真一郎氏に操作方法を教えていただいた。なお、これまでに数多くのvPro搭載PCをプロビジョニングしてきた匠によると、「同じメーカーでも機種や世代によって操作手順やできることが変わってくる」とのこと。今回の手順は一例であり、お手持ちの機種によってはできることが異なる可能性があることをご了承いただきたい。
なお、本連載では「匠に聞いてみたい」質問を随時募集中。vProに関する疑問・質問などがあれば、記事末尾のフォームからぜひ投稿してほしい。また、既に投稿いただいた質問は、順次回答していくので、お待ちいただければ幸いだ。
【追記】今期のvPro導入困りごとアンケートの受け付けは終了しました。
dynabook G83でMEBxを操作プロビジョニングをやってみた!
今回AMTのプロビジョニングを検証してみたのは、dynabook G83だ。インテル AMTの設定を行う画面はメーカーごとに異なるが、同機の場合は、BIOS画面の「Main」メニューの下にインテル AMTの設定がある。また、インテル AMTのリセットについては、セキュリティの観点から、エンドユーザーにはできないようになっているとのこと。
※今回の検証は「dynabook G83」を利用して行いました。PCの機種や世代によって操作手順やできることなどが異なる場合があります。
【操作手順1】AMTを有効にする
- PCの電源を入れる。
- 「dynabook」のロゴが表示されたら「Delete」キーを押す。
- BIOSの画面が表示されたら、「Main」メニューの「AMT Setup Prompt」を「Enabled」に変更する。
- 「F10」キーを押すと設定を保存されてBIOSが終了する。
【操作手順2】インテル MEBx(ME BIOS Extention)を起動する
- PCの電源を入れる
- 「dynabook」のロゴが表示されたら「Ctrl」+「P」のショートカットキーを入力する。
- インテル MEBxが起動する。インテル MEBxの操作手順は関連記事を参照。初回の場合はパスワードの設定からだ。
匠への質問、募集中!
……さて、今回はdynabookのクライアントPCにおけるAMTのプロビジョニング方法を教えてもらったが、vProは非常に多機能かつ奥深い。これまでの記事や活用事例を見て、「これはどうやるんだろう?」あるいは「できると思うのに、何故かうまくいかない」と思うことも多いと思う。
当連載では、そんなvProを活用する上での疑問を随時、匠に伺って、解決に結び付けたいと考えている。vProの導入や活用を検討するうえで、「これはどうやるんだろう?」あるいは「できると思うのに、何故かうまくいかない」といった疑問点がもしあれば、是非、以下のフォームから質問を送っていただければ幸いだ。
【追記】今期のvPro導入困りごとアンケートの受け付けは終了しました。
・いただきました質問につきまして、質問者やその企業を特定できないよう編集の上、匠の回答とあわせて誌面掲載させていただく可能性がございます。
・いただきました質問に対する回答は、原則として今後展開する記事内にて行わせていただきます。また、すべての質問への回答を約束するものではございません。
・氏名やメールアドレスのご記入は任意となりますが、ご記入いただければ、追加で伺いたいことなどがある場合、編集部よりご連絡させていただき、より正確な回答ができるよう務めさせていただきます。
・回答いただきました個人情報(名前/メールアドレス)は、追加の質問など編集部からの連絡のみ使用します。そのほかの目的で使用することはなく、対象者以外の個人情報は、企画終了後、速やかに消去します。
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