vProの匠

【匠の部屋】[富士通編]メーカー別、AMTの設定方法/MEBxの入り方

富士通 LIFEBOOK A7511/Gで検証

vProの匠こと、牧真一郎氏。同氏の「匠」っぷりは、連載のこれまでの回を参考にしてほしい

 テレワークの普及とともに、企業での利用が増えている「インテル vPro プラットフォーム」。このプラットフォームに対応したクライアントPCは、システム管理者がGUIやコマンドを使って遠隔管理することができる。

 ただ、クライアントPCを遠隔管理するには、以前にも紹介したようにAMTのプロビジョニング(初期設定)が必要になる。その操作方法はメーカーごとに異なるので、詳しい手順をそれぞれ紹介していきたい。

今回は富士通 LIFEBOOK A7511/Gで検証する

 今回は富士通 LIFEBOOK A7511/Gを使って、vProのすべてを知り尽くした“匠”こと牧真一郎氏に操作方法を教えていただいた。なお、これまでに数多くのvPro搭載PCをプロビジョニングしてきた匠によると、「同じメーカーでも機種や世代によって操作手順やできることが変わってくる」とのこと。今回の手順は一例であり、お手持ちの機種によってはできることが異なる可能性があることをご了承いただきたい。

 なお、本連載では「匠に聞いてみたい」質問を随時募集中。vProに関する疑問・質問などがあれば、記事末尾のフォームからぜひ投稿してほしい。また、既に投稿いただいた質問は、順次回答していくので、お待ちいただければ幸いだ。

富士通 LIFEBOOK A7511/GでMEBxを操作プロビジョニングやリセットをやってみた!

 今回AMTのプロビジョニングを検証してみたのは、富士通 LIFEBOOK A7511/Gだ。インテル AMTの設定を行う画面はメーカーごとに異なるが、同機の場合は、BIOS画面の「詳細」メニューの下にインテル AMTの設定がある。AMTを有効にするのはもちろん、リセットして初期状態に戻すこともできたので、今回はその一連の方法を紹介する。

富士通 LIFEBOOK A7511/GでAMTのプロビジョニング/リセットをやってみた

※今回の検証は「富士通 LIFEBOOK A7511/G」を利用して行いました。PCの機種や世代によって操作手順やできることなどが異なる場合があります。

【操作手順1】AMTを有効にする

  1. PCの電源を入れる。
  2. 「FUJITSU」のロゴが表示されたら「F2」キーを押す。

    FUJITSUのロゴが表示されたら、すぐに「F2」キーを押す

  3. BIOSの画面が表示されたら、上のメニューから「詳細」を選択。
  4. 表示されたメニューから「Intel(R) Management Engine設定」を選択。

    BIOSが表示されたら、「詳細」タブの「Intel(R) Management Engine設定」を選択する

  5. 表示されたメニューから「Intel(R) AMT:」を選択する。
  6. ボックスが表示されたら「使用する」を選択する。

    「Intel(R) Management Engine設定」画面で、Intel(R) AMTの使用を選択

  7. 「F10」キーを入力する。
  8. 「セットアップ確認」ボックスで「はい」を選択する。

    設定を保存してBIOSを終了させたらAMTが有効になる

【操作手順2】インテル MEBx(ME BIOS Extention)を起動する

  1. PCの電源を入れる
  2. 「FUJITSU」のロゴが表示されたら「F2」キーを押す。

    FUJITSUのロゴが表示されたら、すぐに「F2」キーを押す

  3. BIOSの画面が表示されたら、上のメニューから「詳細」を選択。
  4. 表示されたメニューから「Intel(R) Management Engine設定」を選択。

    BIOSの「詳細」タブにある「Intel(R) Management Engine設定」を選択する

  5. 「Intel(R) Management Engine設定」画面が表示されたら、「Intel(R) MEセットアップ」を選択する。
  6. 「Intel(R) MEセットアップ」ボックスが表示されたら、「はい」を選択する。

    今度はインテル MEのセットアップを実行させる設定を行う

  7. 「F10」キーを入力する。
  8. 「セットアップ確認」ボックスで「はい」を選択する。

    設定を保存してBIOSを終了させたら、インテル MEBxが起動する

  9. インテル MEBxが起動する。インテル MEBxの操作手順は関連記事を参照。初回の場合はパスワードの設定からだ。

    初期パスワードは「admin」。新規のパスワードを設定すればログインできる

【操作手順3】AMTをリセットし、初期状態に戻す

  1. PCの電源を入れる。
  2. 「FUJITSU」のロゴが表示されたら「F2」キーを押す。

    「F2」キーを押して、BIOSを起動する

  3. BIOSの画面が表示されたら、上のメニューから「詳細」を選択。
  4. 表示されたメニューから「Intel(R) Management Engine設定」を選択。

    BIOSが起動したら、Intel(R) Management Engineの設定画面を表示

  5. 表示されたメニューから、「Intel(R) ME設定のクリア」で「Enter」を選択。

    「Intel(R) Management Engine設定」画面が表示されるので、AMTの設定をクリアする

  6. 確認画面が表示されたら「はい」を選択する。

    「Intel(R) ME設定のクリア」ボックスで「はい」を選択する

  7. 「F10」キーを入力する。
  8. 「セットアップ確認」ボックスが表示されたら、「はい」を選択する。

    設定を保存してBIOSを終了する

  9. PCが再起動されて、「FUJITSU」のロゴが表示される。

    先ほどの選択肢で「はい」を選択すると、パソコンが自動で再起動する

  10. 画面の左上に「Unconfiguration in progress…」と表示されるので、しばらく待つ。

    ロゴが表示された後、画面左上にメッセージが表示される

  11. その後、2回「FUJITSU」のロゴが表示された後、Windowsが起動したらAMTのリセットは完了。

    再度、「FUJITSU」のロゴが表示されたあと、Windowsが起動する


匠への質問、募集中!

 ……さて、今回は富士通のクライアントPCにおけるAMTのプロビジョニング/リセット方法を教えてもらったが、vProは非常に多機能かつ奥深い。これまでの記事や活用事例を見て、「これはどうやるんだろう?」あるいは「できると思うのに、何故かうまくいかない」と思うことも多いと思う。

 当連載では、そんなvProを活用する上での疑問を随時、匠に伺って、解決に結び付けたいと考えている。vProの導入や活用を検討するうえで、「これはどうやるんだろう?」あるいは「できると思うのに、何故かうまくいかない」といった疑問点がもしあれば、是非、以下のフォームから質問を送っていただければ幸いだ。

アンケート回答にあたっての注意事項・同意事項

・いただきました質問につきまして、質問者やその企業を特定できないよう編集の上、匠の回答とあわせて誌面掲載させていただく可能性がございます。

・いただきました質問に対する回答は、原則として今後展開する記事内にて行わせていただきます。また、すべての質問への回答を約束するものではございません。

・氏名やメールアドレスのご記入は任意となりますが、ご記入いただければ、追加で伺いたいことなどがある場合、編集部よりご連絡させていただき、より正確な回答ができるよう務めさせていただきます。

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