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仕事の話×SNS=炎上? ビジネスチャットで「お疲れ様です」は不要? 迷い多き“ビジネスネットマナー”ヒント集
2017年4月14日 06:00
“バイトテロ”が注目を集めたのは2013年のこと。職場での悪ふざけ写真を撮った本人自らがSNSへアップロードし、それが炎上。テレビ・新聞でも取り上げられ、本人はおろか、会社全体のイメージダウンに繋がる事態が相次いだ。
この現象は、なにも当時だけのものではない。2017年4月に就職した新社会人はもちろん、すでに中堅・ベテランの会社員であっても意識せざるを得ない。そこで今回は、SNS全盛時代における“ビジネスネットマナー”について、一緒に考えていこう。
TwitterやLINEを仕事に使うべきなのか?
ビジネスマナーと言えば、社会人としての身だしなみ、電話の取り次ぎ方、上座(席次)などが真っ先に思い浮かぶ。とはいえ、社会情勢の変化によって、マナー意識が変わっていくのもまた事実。SNSとの付き合い方はまさにその代表で、「上司とLINEで繋がるべきなのか?」「遅刻の連絡をメッセンジャーでしてもいいのか?」など、悩んでいる方も多いだろう。
これらの迷い・悩みを一発で解決する妙案は、この世に恐らく存在しない。とはいえ、考える上でのヒントはネットで多数公開されている。順番に見ていこう。
会社では教えてくれない電話やメール・SNSのマナー“対面しないコミュニケーション”講座(日立ソリューションズ)
http://www.hitachi-solutions.co.jp/column/tashinami2/communication1/
システム開発大手の日立ソリューションズでは、自社サイト内でビジネスコラムを連載中。こちらは「非対面コミュニケーション」の在り方についての回で、全9ページ。SNSはもちろん、電話やメールのマナーについても、その“実践”を意識した解説がなされている。
新社会人に贈るSNSマナー講座(スマートワーク総研)
https://swri.jp/article/6
INTERNET Watchでも連載を執筆中の高橋暁子氏による記事。SNS炎上を防ぐためのさまざまな具体例を載せているが、例えばプロフィール欄に「所属企業と関係ない個人的な発言です」といった注意書きを載せておくのも1つの手という。
知らなきゃ損する!?SNSにもビジネスマナーを(リクナビNEXTジャーナル)
http://next.rikunabi.com/journal/entry/20160801_S30
転職・求人サイト大手のリクナビNEXTジャーナルによるコラム。仕事中にFacebookを使っていいのか? スタンプで返信はアリなのか? 公開できる情報・できない情報の区別は? この3つの疑問に答えている。
飲んだら書き込むな!? SNSで会社員が絶対守るべき4つのルール(キャリアコンパス)
https://doda.jp/careercompass/compassnews/20150209-11725.html
転職情報サイト「DODA」によるコラム。SNSの不適切利用で発生しうるトラブル、そしてその対処ルールをそれぞれ4つずつ例示している。「飲んだら乗るな」と同様、「飲んだら書き込まない」という自覚もまた重要だとか。
【許されないビジネスマナー】仕事の遅刻や欠席をLINEで、携帯の着信を折り返さない…etc(日刊SPA!)
https://nikkan-spa.jp/980078
マナーと最新テクノロジーの折り合いをどうつけるのか? 分かりやすい答がない問題だけに、メディアで「問題提起」「議論のきっかけ」的に取り上げられるケースは多い。こちらは雑誌「SPA!」による特集。35~45歳の会社員300人に「社外の人との打ち合わせで、遅刻や欠席をSNSやLINEで知らせる」といった行動へのアリ・ナシ判定を聞いた。
上司からfacebookに友達申請がきたらどう対処すべき?(Suits-woman.jp)
http://suits-woman.jp/suitsdiagnose/manner2/33287/
小学館発行の働く女性向け情報誌「Suits」による特集。連載「女子マナー診断」の中で、専門家が上記の質問に答えている。単純にスルーするのも1つの手段とのこと。悩んでいる方が多いようなので、上司の方はどうぞご注意を……。
仕事のやり取りにSNSはアリorナシ?いまさら聞けない「SNSマナー」【ビジネス編】(CanCam)
https://cancam.jp/archives/114633
同じく小学館の女性情報誌関連サイト。質問に対して、3人の講師がそれぞれの考えを示しているのが特徴。中でも「社外のクライアントとのやりとり」でSNSを使っていいかには、三者三様の答えとなっていて、なかなか興味深い。
意外とこれやってない? SNSの「NGマナー」7つ(ITmediaヘルスケア)
http://healthcare.itmedia.co.jp/hc/articles/1612/14/news047.html
こちらも専門家によるSNSマナー解説。例えば写真の投稿では、写り込んでいる背景などからさまざまな情報が伝わってしまうため、注意が必要という。ややこしい話をするには電話も活用しよう。
絶対送ってこないで!! 上司からのLINEに対する女性の本音(マイナビウーマン)
https://woman.mynavi.jp/article/160913-59/
LINEで上司とやりとりすることについてどう思うか、女性のコメントを紹介している。基本的には「ナシ」との回答が大多数を占めているが、一方で利便性を認める人も。
従業員のSNS投稿による炎上リスクについて教えてください(J-Net21)
http://j-net21.smrj.go.jp/well/qa/entry/Q1136.html
独立行政法人が運営する中小企業向け情報サイト。Q&A集の中で、従業員教育の観点からSNS炎上リスクを説明している。SNS全面禁止は事実上困難なため、ポリシーの整備や従業員教育が重要という。
従業員のSNS投稿による「炎上」対策の重要性について(労働新聞社)
https://www.rodo.co.jp/column/9619/
弁護士によるコラム。SNS利用ルールに関する仕事の依頼が増えているとのことで、具体的にどのような対応を行っているか解説している。例えば、高校生アルバイトに出勤停止の懲戒処分を説明したところで効果は薄いから、刑事罰や損害賠償請求の可能性に重点を置く……といった具合だ。
結局のところ、メールはどう書けばいいのか? ビジネスチャットで「お疲れ様です」と書くべきなのか?
さて後半は、メールのマナーについても考えていこう。仕事の現場にメールが普及してもう15年以上経つが、「時候のあいさつを入れるべきなのか?」「あんまり長文にしないほうがいいのか?」など、悩みは尽きない。最近増えつつある「ビジネスチャット」の使い方と一緒にご紹介しよう。
これで完璧!ビジネスメールのマナーをおさえた上で好感度を上げる6つのコツ(Dropbox NAVI)
https://navi.dropbox.jp/business-mail-etiquette
オンラインストレージ「Dropbox」を軸に、仕事効率化のアイデアなどを紹介しているウェブサイト。こちらの記事は、メールについて全く知識がない人でも順番に書き方を学んでいける構成なので、特に新社会人にオススメ。
今さら人に聞けない! ビジネスメールのマナー(大塚商会)
https://mypage.otsuka-shokai.co.jp/html-files/it/pc_techo/201504_2.html
「メールの書き方を今一度見直そう」という主旨の記事。メール件名は具体的に、前文を長くしすぎない、箇条書きを活用するなどなど。スクリーンショットも多用されていて、非常に分かりやすい。
長文のビジネスメールの書き方マナーと工夫ポイント3つ(キャリアパーク!)
https://careerpark.jp/5714
メールについての解説記事の中でも、こちらは特に「長文」にフォーカスした内容。画面をスクロールさせずに読める程度の長さが理想だが、どうしても無理な場合は「長文で恐縮ですが……」などと冒頭に添えることを勧めている。
メールで間違えやすいビジネス文章10選 (CAREER CARVER)
https://careercarver.jp/doc/contents/pages/cs/articles/0011_business.html
誤用表現についての解説。例えば「よろしくお願い致します」「拝見させていただきました」は、ちょっとおかしな表現とのこと。リンク先のページでは、その理由などもコンパクトにまとめられている。
デキる女は絶対に使わない!? 仕事の電話対応やメールでありがちな間違い敬語6つ(Woman type)
https://woman.type.jp/wt/feature/5267
タイトルこそ女性向けだが、男性でも知っておいて損はない内容。電話・メールでの敬語について指南している。その他、ビジネスマナー関連記事のバックナンバーが非常に豊富。
入れるべき? ビジネスメールに「時候のあいさつ」を取り入れている社会人は約1割(マイナビ学生の窓口)
https://gakumado.mynavi.jp/freshers/articles/43675/outline
日常の業務連絡はともかく、年に1度のイベントへの招待メールとなると「時候のあいさつを入れた方がいいかな?」とか、どうにも悩みがちだ。こちらの記事は、そのあいさつ文に関するアンケートの結果。入れる人が少数派なのは間違いないようだ。
ビジネスメールのマナー・書き方13選【基本編】(LIG)
https://liginc.co.jp/life/useful-info/106546
ビジネスマナーに関する一連の記事の中で、メールについて取り上げている。「急ぎの用件には使わない」「件名だけで内容を伝えられるよう工夫しよう」などの指摘はまさにその通り。基本ながら徹底したい。
ビジネスメールで失敗しない!覚えておくべきマナー集とやりがちなダメ文法(ferret)
https://ferret-plus.com/1679
ウェブマーケティング関連の情報サイト。こちらの記事では「CC」と「BCC」の使い分けなど、ごく基本的な解説をしっかりおさえつつ、間違いがちな文法ベスト10、分かりやすい書き方などにも言及している。
ビジネスメールで恥をかかない!スマホ時代のメール術(ダイヤモンド・オンライン)
http://diamond.jp/articles/-/122157
メールの書き方について、新入社員へどうアドバイスすべきかをまとめた記事。執筆は日本マイクロソフトでトッププレゼンターの地位を確立しているという澤円氏。件名の重要性、肩書やあいさつの適度な省略などを勧めている。
仕事のチャットをLINE的に使ってはいけない(東洋経済オンライン)
http://toyokeizai.net/articles/-/155011
連載記事「若手社員のための『社会人入門』」の一編。メールに代わる新たな連絡手段として注目される「ビジネスチャット」について、具体的な用法を解説している。中でも「営業時間外にメッセージを送らない」は、メールとは全く異なる発想なので、覚えておきたい。
はじめてチャットワークを使う人が知っておきたい3つの基本ルール(チャットワーク)
http://blog-ja.chatwork.com/2013/10/basic-rule.html
ビジネスチャットサービス大手のチャットワークの公式ブログ記事。「大変お世話になっております」「○○株式会社○○部署の○○でございます」など、メールにありがちな書き出しを省略できるのがビジネスチャットの魅力だという。運営元がそう言うのだから、やっぱり「お疲れ様です」は不要かも?!
メールはもう時代遅れ?社内ならビジネスチャットを使うべき理由(LINE WORKS公式ブログ)
http://blog.worksmobile.co.jp/archives/chat4business.html
LINEと連携できるビジネスチャット「LINE WORKS」。こちらでもやはり導入のメリットとして「返信が簡単」「件名を考えなくていい」「あいさつ文が省ける」などを挙げている。