ニュース

TeamViewer、テレワーク導入パッケージ「テレワーク+」発売

遠隔操作、ウェブ会議、グループチャット、PC管理システムの機能を提供

 TeamViewerジャパン株式会社は、リモート接続ソリューション「TeamViewer」にテレワーク向けのサービスやソフトをパッケージ化した「TeamViewer テレワーク+(プラス)」の提供を開始した。TeamViewerのほかに、ウェブ会議、グループチャット、管理者向けのPC管理ツールが含まれている。

 テレワーク+では、PCの遠隔操作は「TeamViewer」、ウェブ会議は「Blizz Collaboration Companion」、リモートモニタリング/アセット管理、社内ITリモート管理権限はTeamViewerのリモートサポートツールを採用している。

「テレワーク+(プラス)」で利用できる機能

 「ビジネスパッケージ」は、端末の遠隔操作は25名、ウェブ会議が主催できるのは25名(最大で50名参加の会議主催が可能)、グループチャットは25名、リモートモニタリング/アセット管理(パッチ管理含む)は25デバイス、社内ITリモート管理権限は1アカウントで、月額6万4500円(税別)。1年単位での支払いとなっている。また、テレワーク+を契約している法人の従業員であれば、誰でも参加者が最大5名までのミーティングが主催できる。

 「エンタープライズパッケージ」では、ユーザー数や管理する端末の数、ビデオ会議が主催できる人数などが自由に設定できる。例えば、リモートアクセスは100名、ビデオ会議を主催できるのは100名(50名まで参加可能)、リモートモニタリング/アセット管理(パッチ管理含む)は100デバイス、社内ITリモート管理権限は10アカウントが用意されているが、利用料金は応相談となっている。また、ビジネスパッケージと同様に、テレワーク+を契約している法人の従業員であれば、誰でも参加者が最大5名までのミーティングが主催できる構成を挙げている。

「テレワーク+(プラス)」には、「ビジネスパッケージ」と「エンタープライズパッケージ」が用意されている(ここに挙げているエンタープライズパッケージの内容は一例)

 TeamViewerは、ネットワークの設定変更やユーザー登録は不要で、操作したいPCのTeamViewerに表示されたIDとパスワードを入力するだけで、PCの遠隔操作ができるのが特徴。

 Blizz Collaboration Companionは、IP電話、ウェブ会議、画面共有、インスタントメッセンジャー、チャットなどを備えたコミュニケーションサービス。4Kの画面も共有できるため、3Dのレンダリングのプレビューもウェブ会議で行える。また、最大300名の総会が開催できる。これらの通信は、TeamViewerでも利用されている端末間の暗号化技術「TeamViewer Security」を採用。また、チャットやテレビ会議はクラウドに保存できる。

 PCの管理機能は、TeamViewerのPCの遠隔操作を用いたもの。システム監視、管理、パッチの適用や遠隔操作ログができる。