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TeamViewer、テレワーク導入パッケージ「テレワーク+」発売
遠隔操作、ウェブ会議、グループチャット、PC管理システムの機能を提供
2020年6月25日 07:20
TeamViewerジャパン株式会社は、リモート接続ソリューション「TeamViewer」にテレワーク向けのサービスやソフトをパッケージ化した「TeamViewer テレワーク+(プラス)」の提供を開始した。TeamViewerのほかに、ウェブ会議、グループチャット、管理者向けのPC管理ツールが含まれている。
テレワーク+では、PCの遠隔操作は「TeamViewer」、ウェブ会議は「Blizz Collaboration Companion」、リモートモニタリング/アセット管理、社内ITリモート管理権限はTeamViewerのリモートサポートツールを採用している。
「ビジネスパッケージ」は、端末の遠隔操作は25名、ウェブ会議が主催できるのは25名(最大で50名参加の会議主催が可能)、グループチャットは25名、リモートモニタリング/アセット管理(パッチ管理含む)は25デバイス、社内ITリモート管理権限は1アカウントで、月額6万4500円(税別)。1年単位での支払いとなっている。また、テレワーク+を契約している法人の従業員であれば、誰でも参加者が最大5名までのミーティングが主催できる。
「エンタープライズパッケージ」では、ユーザー数や管理する端末の数、ビデオ会議が主催できる人数などが自由に設定できる。例えば、リモートアクセスは100名、ビデオ会議を主催できるのは100名(50名まで参加可能)、リモートモニタリング/アセット管理(パッチ管理含む)は100デバイス、社内ITリモート管理権限は10アカウントが用意されているが、利用料金は応相談となっている。また、ビジネスパッケージと同様に、テレワーク+を契約している法人の従業員であれば、誰でも参加者が最大5名までのミーティングが主催できる構成を挙げている。
TeamViewerは、ネットワークの設定変更やユーザー登録は不要で、操作したいPCのTeamViewerに表示されたIDとパスワードを入力するだけで、PCの遠隔操作ができるのが特徴。
Blizz Collaboration Companionは、IP電話、ウェブ会議、画面共有、インスタントメッセンジャー、チャットなどを備えたコミュニケーションサービス。4Kの画面も共有できるため、3Dのレンダリングのプレビューもウェブ会議で行える。また、最大300名の総会が開催できる。これらの通信は、TeamViewerでも利用されている端末間の暗号化技術「TeamViewer Security」を採用。また、チャットやテレビ会議はクラウドに保存できる。
PCの管理機能は、TeamViewerのPCの遠隔操作を用いたもの。システム監視、管理、パッチの適用や遠隔操作ログができる。