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長野県佐久市が「リモート市役所」の職員募集。移住促進オンラインサロンの盛り上げのため
全員に名刺支給。「課長」は年間40万円の業務委託
2021年6月14日 17:23
長野県佐久市は、同市が運営するオンラインサロン「リモート市役所」を盛り上げるための「職員」の募集を開始した。募集期間は6月30日18時まで。7月中旬に複数人を任命の予定。
佐久市のリモート市役所は、1月よりオープンしているもので、行政初となるSlackを利用したオンラインサロン。移住について情報交換できる「移住どうする課」、佐久市の写真を共有する「写真課」、育児や教育に関する相談ができる「子育て課」などのチャンネルが設けられ、誰でも無料で参加できる。
今回募集する職員は原則としてオンラインでの業務となり、佐久市民に限らず誰でも応募可能。任命された職員は、Slackでのコミュニケーションに参加したり、Twitterで情報発信したりして、オンラインサロンの盛り上げを担う。また職員全員にリモート市役所の名刺が送付される。
職員のうち1人は「課長」に任命される。職員はボランティアだが、課長は8月から2022年3月31日までの業務委託契約で、 月に1回のリモート市役所の運用会議に参加し、SlackやTwitterの運用などに関するアドバイザリー業務を行う。月額5万円の報酬を予定しているという。
課長は、副業事例としての試みでもあり、本業がある場合は勤務先の副業規定に抵触していないこと、および、副業に関する広報取材に協力できることが応募条件となっている。
職員および課長への応募は(「リモート市役所」課長・職員募集ページ)から行う。応募時には、意気込みを書いた「宣誓文」の提出が求められる。以下の例のように、所定のフォーマットに自由なメッセージを書き込むもの。
リモート市役所の運営を担当する、佐久市企画部 広報広聴課の垣波竜太氏は 「リモート市役所の職員が増え、一緒に盛り上げていけるのが楽しみです」とコメント。課長の募集に関しては、自分たちにない視点からの意見を得て、ディスカッションしていきたいとしている。