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11月は「Internet Week」の季節! 今年は11月16日~26日にオンラインで開催

25周年記念のオンラインパーティー用に、参加者には食事・飲み物の宅配も

Internet Weekの25周年記念となる今年の「Internet Week 2021」は、「明日(あした)のカタチ」がテーマ

 一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)は、インターネットの技術者向けのカンファレンス「Internet Week 2021~明日(あした)のカタチ~」をオンラインで開催する。会期は11月16日~26日。このうち16日・17日・18日はハンズオンプログラム、19日・22日・24日・25日・26日はカンファレンスが行われる。

 参加するには、11月11日17時までに登録が必要。参加費は5000円で、全てのハンズオンとカンファレンスに参加できる。なお、ハンズオンは定員が30~60名に設定されているため、別途、オプションチケットを申し込む必要がある。

 新型コロナウイルス感染症の影響で人と人とが距離を置かなければいけない状態だが、この距離を埋めるためインターネットの重要性は高まっている。こうした状況を受け、「インターネットを支えている皆様にとって今年のInternet Weekが、『明日のカタチ』のヒントを見つけ、それを作り上げていく一助になれれば幸いだ」(JPNIC理事/Internet Week 2021実行委員長の高田寛氏)として、今年のテーマを「明日のカタチ」にしたという。

 今年のカンファレンスは、19日がDNS、22日がデータセンター/ルーティング、24日が「SASE」/サイバー攻撃などのインシデントへの対応/IPアドレス、25日が前日から継続してサイバー攻撃/セキュリティ、26日が人材育成/「IP Meeting ~明日のカタチ~」が中心となっている。

江崎浩氏が「デジタル庁」について語る~「Internet Week」25周年記念で基調講演

 カンファレンスの初日である19日には、Internet Weekの25周年記念基調講演として、デジタル庁のChief Architectに任命された江崎浩氏(JPNIC副理事長)による「デジタル庁が進める“明日のカタチ”~Internet Weekの開会に寄せて~」が予定されている。今年のInternet Weekのテーマである「明日へのカタチ」を参加者とともに考え、「デジタル庁が掲げる世界・進める施策を共有し、皆様への期待についてお話しする」としている。

 「DNS DAY」では、DNSサーバーから返答があったIPアドレスが正しいのか確認する技術「DNSSEC」を取り上げるカンファレンス「ドメイン名と証明書とTLS~署名のカクゴ/検証のカクゴ~」(19日18時~18時45分)がある。

 「どう使う? データセンターネットワーキング最前線」では、ヤフー株式会社(22日15時~15時45分)とLINE株式会社(22日16時~16時45分)がそれぞれのデータセンターの実用例を紹介する。

 テレワークとクラウドサービスの利用に関するセミナーもある。以前はオフィスから自社専用のサービスを利用していたが、ここ数年、業務でクラウドサービスを利用したり、テレワークでさまざまな環境で仕事をすることが増えてきた。これにより、ネットワークやセキュリティの管理が煩雑になっている。このような中で注目されているのが「SASE」という概念だ。ネットワークとセキュリティ管理をクラウド化し統合するという考え方だ。

 「今注目のSASE入門~最近よく聞くネットワークセキュリティインフラのクラウド化とは~」(24日10時~10時45分)、「SASEとIPv6・if not IPv6, what? ~IPアドレスを考えなくて良いクラウド時代にIPを考える~」(11時~11時45分)にて、SASEとは何か、SASEが注目されている理由、ソリューションの分類、クラウドファースト/IPv6を考慮した将来のネットワーク構成が取り上げられる。

オンラインで「Internet Week 25周年記念パーティー」、食事・飲み物も宅配で提供

 さらに26日の最後のプログラムとして、オンライン上で「Internet Week 25周年記念パーティー」を開催。Internet Weekの参加申し込みにて「【11/26】IW記念パーティ参加者プレゼント」を選択すると、食事と飲み物、協賛企業からのプレゼントが25日または26日にクール宅配便で届く(離島を除く。予定数に達した場合、11月11日17時の期限前に受付終了となる場合あり)。オンラインのパーティーだが、同じ食事と飲み物で一体感が味わえるだろう。

「Internet Week 2021」のカンファレンスの予定

 なお、登壇者やテーマが未定となっている時間帯があるが、今後決まり次第、ウェブサイトに掲載される。