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長野県、在宅ワーカーと企業のマッチングサービス開始~「テレワークながの」で

 長野県産業労働部は、在宅ワーカーと企業をつなぐ「テレワークながの」にて、在宅ワーカーのマッチングサービスを開始した。発注側の企業などが、どのような仕事を発注したいのか大まかなジャンルを選択すると、該当する在宅ワーカーを検索できる。在宅ワーカーと発注者側の企業ともに、利用には登録は必要だが、登録料金や利用料金は不要。

 具体的には、在宅ワーカーに仕事を発注したい企業などが「在宅ワーカー検索」にて、データ入力/ライティング/バナー制作/サイト更新・管理/マニュアル制作/経理・会計 英語・外国語/在宅秘書・事務から必要とする分野を選択して検索。マッチングする在宅ワーカーが一覧で表示され、「詳細を見る」で確認できる。

在宅ワーカーのマッチング検索の一例。在宅ワーカーに依頼したい仕事のジャンルを選択
条件に合う在宅ワーカーが一覧で確認できる。「詳細を見る」から先は会員登録が必要

 また、発注する企業に向けた資料が用意されている。「3分で分かる自営型テレワーク」では在宅ワーカーの活用のメリット、仕事を発注する場合の目安となる「在宅ワーカー活用参考単価一覧」、実際に在宅ワーカーを利用した企業の座談会の動画などがある。

 なお、テレワークながのは、長野県の「令和3年度テレワークによる多様な働き方普及事業」として行われている。長野県は「家族の育児や介護等で離職した方々が、多様な働き方ができるよう、在宅ワーカーの普及を推進している」として同事業を実施している。