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オンライン商談の会話を自動で文字起こし、「ベルフェイス」がAmiVoiceの音声認識APIを採用

 株式会社アドバンスト・メディアは、ベルフェイス株式会社が提供するオンライン営業システム「ベルフェイス」において、音声認識開発プラットフォーム「AmiVoice Cloud Platform」の音声認識APIが採用されたと発表した。ベルフェイスで行ったオンライン商談の会話を高精度でテキスト化できるようになるとしている。

 AmiVoice Cloud Platformで提供する音声認識エンジンは、ビジネス用途の日本語に強いとしており、汎用エンジンのほかに、医療分野などの専門用語や、業界用語向けの音声認識エンジンも用意されている。また、「えーと」「そのー」「あの」などのフィラー(言い淀み)の削除や、句読点・疑問符の付与も自動的に行えるため、読みやすいテキストが出力されるという。テキスト化したい音声のうち、発話があった時間だけ1秒単位で課金するという料金設定だ。

 ベルフェイスは、資料や画面共有が容易なオンライン営業システムで、商談中の会話は、録音・録画・テキスト化により保存し、部署内で共有したり分析したりすることができる。

 今回、ベルフェイスとAmiVoice Cloud Platformが連携したことにより、ホストとゲストの双方の会話を高精度でテキスト化。重要単語登録機能を利用することで、専門用語や企業名、製品名などの固有名詞も認識できるようになった。

 なお、アドバンスト・メディアでは、ベルフェイスがAmiVoice Cloud Platformを採用した理由として、認識精度の高さ、処理スピード、安価な料金設定を挙げている。