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最大16チャンネルに対応し、リアルタイムビデオ分析可能なSynology製の監視ソリューション「DVA1622」、アスクが発売

 株式会社アスクは、2ベイNASをベースとしてディープラーニングでのビデオ分析が行えるSynologyの監視管理ソリューション「DVA1622」を発売した。市場想定価格は9万8600円前後。

 CPUにIntel Celeron J4125(クアッドコア、2.0GHz)、メモリにDDR4 6GBを搭載。ONVIF対応のネットワークカメラを接続可能で、SynologyのNAS向け監視管理アプリ「Surveillance Station」により、最大16チャンネル分のストリーミングに対応。製品にはカメラライセンス8台分が付属する。

 動画解像度は最大3840×2160ピクセル、フレームレートは最大80fpsまでに対応し、CPU内蔵のグラフィックス機能であるIntel UHD Graphics 600により、車両の数やナンバープレート、人物の顔認識や侵入検知といったリアルタイム分析タスクを2つ(顔認識タスクは1つ)を同時に実行できる。

 顔認識用には、最大1万人分のデータを登録可能で、検出精度は97%で、指定エリアの通過人数がしきい値を超えた際や、マスク非着用の人物検出時に警告できる。ナンバープレート認識では、許可リストやブロックリストを設定できる。

 インターフェースは、ギガビット対応LAN×1、HDMI×1、USB 3.0×2の各ポートを搭載し、モニター、マウス、キーボードをつなげばPC不要の監視システムとして利用可能。本体サイズは106×223×166mm(幅×奥行×高さ)。重量は1.51kg。