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DXを推進するシステム開発者に新たな方向性を提言する『ユーザー企業と情報サービス企業の新たな関係 情報サービス産業白書2022』発売

 株式会社インプレスは、書籍『ユーザー企業と情報サービス企業の新たな関係 情報サービス産業白書2022(一般社団法人 情報サービス産業協会 著)』を6月29日に発売した。紙書籍版の定価・電子書籍版のインプレス直販価格は、ともに3080円。

 「情報サービス産業白書」は、企業情報システムの開発を請け負う情報サービス企業に、最新のテーマに基づいた提言を行ってきたシリーズ。最新版となる本書では、ユーザー企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援するために、情報サービス企業はユーザー企業とどのような関係性を築いていくべきか、という方向性を示す内容となっている。

 DXは情報サービス産業のあり方にも大きな影響を与えており、従来の「ユーザー企業の求めに応じた情報システムをいかに正確に開発するか」というスタンスでは、ユーザー企業のDX推進を支援できないという。本書ではまず、情報サービス企業とユーザー企業の双方に実施したアンケートの結果などから状況を整理していく。

システム開発/DXにおいて、顧客のどういったニーズに応えるものが多いか『ユーザー企業と情報サービス企業の新たな関係 情報サービス産業白書2022』より

 また、ユーザー企業のDXを推進するために必要なスキルや技術のアップデートに関して、「エンタープライズ・アジャイル」「業務プロセス改革」「クラウドコンピューティング」「デジタルツイン」「セキュリティ」という5つのトレンドを挙げて解説している。

業務プロセス改革への関心の変遷と改革手法『ユーザー企業と情報サービス企業の新たな関係 情報サービス産業白書2022』より

 本書の構成は、以下の通り。

・第1部 ユーザー企業と情報サービス企業の新たな関係
 ・第1章 テーマの背景と問題意識
 ・第2章 ユーザー企業と情報サービス産業の動向
 ・第3章 情報サービス産業とユーザー企業におけるコロナ禍の影響調査
 ・第4章 ユーザー企業と情報サービス産業のこれからの姿

・第2部 情報サービス産業の概況
 ・第1章 JISA委員会レポート等で概観する情報サービス産業のトレンド
 ・第2章 個別技術動向
 ・第3章 統計で見る情報サービス産業

・データ編