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銚子電鉄が”ロボットと乗れる電車”に。9月17日に「Robot Friendly プロジェクト」ヘッドマーク付き車両の出発式

 銚子電気鉄道株式会社(銚子電鉄)は、「街中にロボットがいる社会」について考える「Robot Friendly プロジェクト」と協同で、ロボットとの乗車に関して検討する試みを開始すると発表した。9月17日に記念イベントを開催する。

 Robot Friendly プロジェクトは、“元ねとらぼ編集記者”としても知られ、ソフトバンクの「Pepper」などのロボットと生活を送る太田智美氏が発起人。「社会の中でのロボットとの暮らしを、一緒に考えてくれるパートナーが増えたらいいな」との思いがウェブサイトで語られており、ロボット同伴での入店に好意的なレストランや宿泊施設などに「Robot Friendlyシール」を贈るとともに、「パートナー店舗」としてウェブサイトで参照できるようにしている。

 銚子電鉄は、いずれ訪れる「街中にロボットがいる社会」を見据え、今回の取り組みを開始するという。具体的には、「ロボットと乗車できます」のシールを車体のドアに貼ることで乗客に周知するほか、ロボットとの乗車で問題が起きた際に、どのように解決できるかをRobot Friendly プロジェクトと共に考えていくとしている。

Robot Friendly プロジェクト「ロボットと乗車できます」シール

 記念イベントとして、9月17日に、仲ノ町駅(銚子市新生町2-297)にて、Robot Friendly プロジェクトのヘッドマークを付けた車両の出発式を開催。10時10分より、銚子電鉄の竹本勝紀代表と、Robot Friendly プロジェクトの太田智美氏によるあいさつを行う。

 また、同日に、特別デザインの記念弧廻手形(1日乗車券)を販売する。価格は、大人700円、小児350円。

特別デザインの記念弧廻手形