ニュース

世界地図上で国別ドメインを学べるポスター、JPRSが教育機関へ無償配布。PDFダウンロードも

地理を学べる「国名・地域名記入欄」がセット

 株式会社日本レジストリサービス(JPRS)は、国別トップレベルドメイン(ccTLD)を一覧にしたポスター「旅するドメイン」と、世界地図上でccTLDを確認できるポスター「世界ドメイン学習帳」を、全国の教育機関を対象に無償で配布している。申し込みはメールかFAXで、詳細はプレスリリースの「申し込み方法」を参照のこと。締め切りは11月6日。ポスターのPDFファイルは、同社のウェブサイトから誰でも無償でダウンロード可能だ。

 ポスターの配布は、若年層でもインターネットを使用するのが当たり前の現代において「生徒たちが日常的に利用していながら、普段あまり意識することのないドメイン名について、ポスターというツールを用いて理解を深めてもらうこと」を目的に実施。2019年より毎年ポスターが更新され、これまでに約13万枚を配布している。

 「旅するドメイン」はccTLDを表す2文字とともに、そのccTLDが割り当てられた国や地域の名前とエピソードが掲載され、楽しみながら学べる内容となっている。日本の「.jp」、アメリカ合衆国の「.us」などが掲載されており、国別でない「.com」「.net」などのジェネリックトップレベルドメイン(gTLD)は掲載されていない。サイズは514×784mm(縦×横)。

旅するドメイン

 「世界ドメイン学習帳」は今年新たに制作されたもの。世界地図上で各ccTLDとその国・地域の位置・名称を対応させて学べるほか、インターネットに関して学べるコラムも付属する。サイズは728×1030mm(縦×横)。

 加えて、世界ドメイン学習帳と一緒に活用して地理を学べる国名・地域名記入欄も用意されている。こちらもPDFでダウンロード可能だ。

世界ドメイン学習帳
世界ドメイン学習帳 国名・地域名記入欄

 JPRSでは、ccTLDについて学べるコンテンツとして「世界ドメイン紀行」も運営している。ccTLDが世界のどこに割り当てられているかを地球儀上で確認しながら学ぶことができる。