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ネットギア、ProAV向けスイッチングハブのデスクトップモデル2製品「GSM4210PX/PD」発売

GSM4210PX-100JPS

 ネットギアジャパン合同会社は、1GbEおよびPoE+に対応したフルマネージスイッチのデスクトップモデル2製品を発売した。テックウインド株式会社の「NETGEAR Store」で購入できる。価格は、有線LANポート×8とSPFポート×2の「GSM4210PX-100JPS(M4250-8G2XF-PoE+)」が23万1000円、有線LANポート×9とSPFポート×1の「GSM4210PD-100JPS(M4250-9G1F-PoE+)」が17万6000円。

 GSM4210PX-100JPS(は、ギガビット対応の有線LANポート×8と、SFPポート×2を備える。有線LANポートは8ポートともPoE+(IEEE 802.3at)に対応し、1ポートあたり30W、合計最大220Wの出力が可能。

 GSM4210PD-100JPSは、ギガビット対応の有線LANポート×9と、SFPポート×1を備える。有線LANポートのうち8ポートがPoE+(IEEE 802.3at)に対応し、1ポートあたり30W、合計最大110Wの出力が可能。

 両モデルとも、最大12KBのジャンボフレームに対応する。設定画面は従来のマネージスイッチのWeb GUIに加えて、IT用語に触れる機会が少ないAVベンダー向けの「AV用Web GUI」を用意。該当ポートで使うアプリケーションを指定するだけで設定を完了できるという。

AV用Web GUI
M4250-8G2XF-PoE+ 背面
GSM4210PD-100JPS

 本製品は場所を取らず、さまざまな場所に設置できることも特徴だとしている。本体のサイズは両モデルとも210×140×40mm(幅×奥行×高さ)で、重量はGSM4210PX-100JPSが967g、GSM4210PD-100JPSが965g。電源アダプター、デスクトップ設置用のブラケットとゴム脚、壁面設置用のブラケット、USB Type-Cコンソールケーブルが付属する。

机の下に設置した例

 オプションのAVBライセンスをインストールすることで、音声と映像をネットワーク転送するための規格「AVB(Audio Video Bridging)」に対応し、時刻同期のもとで低遅延のストリーミングサービスが可能になる。ライセンスはGSM4210PX-100JPS用の「AVB4210PX-10000S」が5万5000円、GSM4210PX-100JPS用の「AVB4210PD-10000S」が3万7812円。