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生成AIでキャラクターや特定用途のエージェントを開発できる「altBRAIN」、オルツが正式版を公開

 株式会社オルツは9月6日、ノーコード生成AIプラットフォーム「altBRAIN(オルツブレイン)」を正式公開した。有料・無料のプランが提供され、独自の「BRAIN」の開発や運用ができる。

 同サービスは、同社が開発した大規模言語モデル(LLM)である「LHTM-2」をベースにしている。歴史上の人物やキャラクターとして振る舞ったり、料理のレシピやゲーム攻略、法律相談など特定分野の質問への回答に特化したり、といった個性・機能を持つAIエージェント「BRAIN(ブレイン)」をノーコードで開発できることが特徴で、5月にアルファ版の提供を開始していた。

 altBRAINのウェブサイトでは、「織田信長BRAIN」「内科問診BRAIN」「シェフBRAIN」など、さまざまなBRAINとのやり取りが実際に可能。また、新しいBRAINを開発することもできる。BRAINはウェブサイト上で利用できるほか、LINEやSlackとの連携も可能。

「織田信長BRAIN」の画面

 料金プランは無料の「フリー」プランのほか、月額20万円の「ライト」、50万円の「スタンダード」、100万円の「ビジネス」の3段階の有料プランがあり、開発できるBRAINの数、割り当てられるトークン数などが異なる。

altBRAINで利用可能なBRAINの1つ、AI脱出ゲーム「きまぐれな部屋」の紹介動画