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高知県の全市町村が出展する移住相談会、12月16日に東京、17日に大阪で開催

 高知県と一般社団法人高知県UIターンサポートセンター、認定NPO法人ふるさと回帰支援センターは、高知県内の全市町村が出展する高知県最大の移住相談会「高知暮らしフェア 2023 冬」を、12月16日に東京、17日に大阪で実施する。

 12月16日の東京会場は、東京交通会館12階 カトレアサロン(東京都千代田区有楽町2-10-1)で、実施時間は11時~17時。17日の大阪会場は、OMMビル2F Aホール(大阪府大阪市中央区大手前1丁目7-31)で、実施時間は11時~16時。入場無料。いずれも無料で事前予約も不要だが、イベント公式サイトから事前来場予約を行うと、特産品の「芋けんぴ」が会場にてプレゼントされる。

 高知県は森林や、水質日本一の四万十川や仁淀川などの河川、そして広大な太平洋に囲まれた自然豊かな地域で、おいしい食べ物も豊富だという。さらに「暮らしと仕事が近い」ため、車・徒歩・自転車などでの短時間通勤が可能なことも、高知暮らしの魅力の1つだとしている。

 当日は両会場とも、地域ごとの特徴や交通、ライフスタイルについて知ることができる情報収集コーナーや、各地域の移住相談担当者による個別相談コーナーを開設。そのほかに、以下のようなセミナーや体験型ワークショップも予定されている。定員の設定のあるワークショップは、参加希望者向けの事前予約フォームもある。

個別相談コーナー
情報収集コーナー

セミナー

はじめての高知セミナー

 高知に精通した移住コンシェルジュが、「高知ビギナー」に向けて、高知移住のイロハを語る。実施時間は11時30分~11時45分/15時~15時15分。

高知移住のポテンシャル

 移住人気エリアの香美市、日高村、梼原町、四万十町などに実際に訪問したANA社員3人が、ツーリズムの観点も入れながら、地域との関わりやライフスタイルの魅力を語る。実施時間は12時30分~12時55分。

〇〇が好きすぎて高知移住しました!

 高知でしか体験できない〇〇に魅了されて移住を決意した移住者が、その魅力と高知移住のBefore/Afterを語る。東京会場には「よさこいが好きすぎて高知移住」し、現在高知市よさこい移住応援隊として活動している足立美恵氏が、大阪会場には「魚が好きすぎて高知移住」し、現在深海漁師として全国の水族館へ生物を供給している松尾拓哉氏が登壇。実施時間は13時30分~13時55分。

足立美恵氏
松尾拓哉氏

スーパー戦隊のヒーローが語る!「映画×地方創生」

 「特捜戦隊デカレンジャー」(2004年〜2005年放送の特撮ヒーロー番組)に「デカブレイク」役として出演し、現在、高知市と京都市の2拠点生活をしながら、高知市の地域おこし協力隊として活動している吉田友一氏が、「エンターテインメントを軸とした地域活性」や「2拠点生活のリアル」について語る。実施時間は14時15分~14時30分。

吉田友一氏

体験・ワークショップ

『仁淀ブルー』で知られる緑と清流の町『仁淀川町』

 土佐茶の隠れた名産地でもあるという仁淀川町発。「おいしいお茶の淹れ方ワークショップ」を通して、清流の町が生み出す香り高い土佐茶の魅力を楽しむ。開始時刻は11時30分~で、所要時間50分。定員は12人。

鳴子作り体験

 鳴子はよさこい祭りに欠かせない伝統的な楽器。高知県産ヒノキを使って、自分だけのオリジナルカラーの鳴子を作る。開始時刻は12時30分/15時15分で、所要時間30分。定員は12人。

「四海波はなかご」を作ろう

 世界でも高知にしか生えないという虎竹と、高知県産の黒竹を使い、お洒落なはなかごを製作する。開始時刻は13時30分~で、所要時間は30分。定員12人。

日本遺産認定地域の魅力を知り、特産品GET!

 「森林鉄道から日本一のゆずロードへ」として日本遺産認定された中芸地域の暮らし、歴史や文化について、クイズ形式で学べる。クイズの正解者には、地域の特産品がプレゼントされる。開始時刻は14時30分で、所要時間30分。定員12人。

深海の生物に触れてみよう! 出張水族館

 大阪会場限定のワークショップ。高知県室戸沖から深海生物がやってきて、他の地域では希少なオオグソクムシなどの珍しい生き物に触れることができる。開始時刻は11時~13時/14時30分/16時。