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夏の恒例イベント 今年も開催! 6月21日に「DNS Summer Day 2024」 参加無料、YouTubeでのライブ配信も

DNS界隈の人は必見。

 DNSに関する最新動向などの情報を共有するイベント「DNS Summer Day 2024」が6月21日10時~17時40分に開催される。参加費は無料。会場はTKPガーデンシティPREMIUM東京駅日本橋(東京都中央区日本橋3-11-1)で、connpassにて参加申し込みを受け付けている。そのほか、YouTube Liveでの配信も予定している。

 DNS Summer Dayを主催する日本DNSオペレーターズグループ(DNSOPS.JP)は、DNS(Domain Name System)の運用を通して社会基盤としてのインターネットの安定運用に寄与することを目的とした団体。DNSの運用に関し、参加者間の情報交換、共有、議論の場の提供、円滑な運用のための情報公開、国内外における関係各組織との連携に取り組んでいる。DNSに興味がある人であれば誰でも参加できる。

 DNSOPS.JPによると、DNSは多くの重要な役割を持つ、代替となるものがないインフラサービスとなっている一方で、DNSの運用については十分な関心が払われておらず、必要な予算や人材がきちんと割り当てられているとは言えない状況だという。こうした状況を踏まえ、DNSについて広く認知してもらうために、DNSの基本的な話から突っ込んだ話までカバーしたイベントとしてDNS Summer Dayを開催している。

 今年のDNS Summer Dayのタイムテーブルは以下の通り。

  • 10:00~10:10 開会宣言
    石田慶樹氏(日本DNSオペレーターズグループ)
  • 10:10~10:40
    「DNS as Code — CI/CDを利用したゾーン管理 — 」
    滝澤隆史氏(さくらインターネット株式会社)
  • 10:50~11:20
    「パブリッククラウドを利用した権威/キャッシュDNSサーバーの構築運用」
    藤井勇太氏(BBSakura Networks株式会社)
  • 11:20~11:50
    「フルサービスリゾルバのrate-limitチューニング」
    小坂良太氏(NTTコミュニケーションズ株式会社)
  • 11:50~12:00
    「フルサービスリゾルバが権威DNSを選択するアルゴリズムについて」
    末松慶文氏(NTTコミュニケーションズ株式会社)
  • 13:30~14:00
    「わたしたちの DNSViz」
    松本陽一氏(アカマイ・テクノロジーズ合同会社)
  • 14:00~14:45 スポンサーセッション
  • 14:45~15:15
    「DNSSECガイドライン(案)の検討」
    小川博久氏(株式会社三菱総合研究所)
  • 15:25~15:55
    「HTTPS RRの現状と今後」
    山口崇徳氏(株式会社インターネットイニシアティブ)
  • 15:55~16:40 スポンサーセッション
  • 16:55~17:20 LTセッション
    「BIGLOBEのキャッシュDNS基盤をOpenShiftに移行できるか検証してみた」
    島袋健司氏(ビッグローブ株式会社)
    「DNSソフトウェアのパフォーマンステストをしてみた」
    阿部信平氏(株式会社日本レジストリサービス)
  • 17:20~17:35 LTセッション
    「ドメイン名のライフサイクル管理について考えてみた」
    木村泰司氏(一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター)
  • 17:35~17:40 閉会宣言
    石田慶樹氏(日本DNSオペレーターズグループ)
日本DNSオペレーターズグループ(DNSOPS.JP)のウェブサイト