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ミニストップとNTT東日本ら、「ウォークスルー」の実証実験。東京・辰巳のオフィスビル内店舗で実施

 ミニストップ株式会社、東日本電信電話株式会社(NTT東日本)、テルウェル東日本株式会社、株式会社セキュアは7月29日、”手に取った商品をそのまま持ち帰ることができる”レジレス店舗の運営実証を開始した。期間は12月23日まで。

 実証店舗は、ミニストップ ポケット サンイースト辰巳店(東京都江東区辰巳3-7-26 サンイースト辰巳ビル 1階)。「ミニストップ ポケット」はオフィスや工場など職域施設内に設置可能な小規模のオフィスコンビニのブランドで、同ビル関係者以外が同店舗を利用できるのは、入口の開放時間である平日8時〜18時と土曜8時〜13時(日曜・祝日は閉館)。

 実証では、テルウェル東日本とセキュアが提供する「スマートア(SMARTORE) ウォークスルータイプ」(仮称)を導入する。

 利用者は、来店前に専用アプリをダウンロードし、クレジットカードなどの必要事項を登録しておく必要がある。アプリによってスマートフォンの画面にQRコードを表示し、店舗入り口でこれをかざすことで入店でき、商品を手に取り、そのまま退店すると、決済が自動で行われ、アプリ上に決済情報が表示される。

利用の流れ
専用アプリの画面

 また、実証中、段階的に商品を500SKU(ストックキーピングユニット:在庫管理上の品目数の単位)まで拡大することで、ミニストップが商用展開を行う上で必要となる、実店舗でのオペレーションや店舗設計など、実店舗展開ノウハウの確立を目指していく。