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OpenRoamingとeduroamに対応した「seed Wi-Fiスポット」、ライフシードが各種施設や店舗向けに提供開始

接続アプリ「seed Wi-Fiコネクト」も公開

 株式会社ライフシードは11月19日、OpenRoamingとeduroamに対応したクラウドWi-Fiスポットサービス「seed Wi-Fiスポット」の提供を開始した。料金は月額3800円(税別)~。同時に、Android/iOS対応の接続アプリ「seed Wi-Fiコネクト」も公開した。

 seed Wi-Fiスポットは、自治体や学校、企業、店舗などでの導入が想定された「クラウドWi-Fiスポット」をうたう。SSIDと接続用パスワードを公開して接続あっせる一般的なフリーWi-Fiスポットと異なり、クラウド上のサーバーによりユーザー認証を行って接続することで、より安全に利用できるフリーWi-Fiを提供できることが特徴となる。

 観光地や自治体などで広く導入されている国際ローミング(接続サービス間の連携)基盤「OpenRoaming」および、教育機関や研究機関向けの国際ローミング基盤「eduroam」に対応することも特徴で、これらのアカウントを持つユーザーは、すぐにseed Wi-Fiスポットを利用可能。外国人観光客などの利便性も高まるとしている。また、Wi-Fiスポット利用者の行動データを分析でき、企業のマーケティングなどに活用できる。

 料金は、機器レンタル、遠隔監視サービス、サポート込みで月額3800円から。初期費用として1万円が別途必要だが、キャンペーンにより初期費用は無料だとしている。最低利用期間は24カ月間とされており、途中解約時は手数料が1万円必要(金額はいずれも税別)。

 seed Wi-Fiコネクトは、OpenRoamingとeduroamに対応したフリーWi-Fiに自動接続できるアプリ。最初にアプリでユーザー登録を行うことで、以降はアプリを起動しなくても対応したフリーWi-Fiスポットに接続でき、セキュアでシームレスな接続が可能なことが特徴だとしている。