ニュース

「インターネット白書2025 岐路に立つデジタル空間とAIガバナンス」発行、33人の専門家が寄稿

 株式会社インプレスは2月12日、「インターネット白書2024」(編者:インターネット白書編集委員会)を発刊した。小売希望価格(税別)は、電子書籍版が2800円、プリントオンデマンドによる印刷書籍版(B5判/274ページ)が3200円。

 インターネット白書は、インターネットの動向を技術、ビジネス、社会など多角的な視点で解説する年鑑。一般財団法人インターネット協会(IAjapan)、一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)、株式会社日本レジストリサービス(JPRS)の協力のもとに発行している。

 29号目を迎えた2025年版のサブタイトルは「岐路に立つデジタル空間とAIガバナンス」。選挙、大災害、生成AIの浸透など世界が目まぐるしく変化する中で、インターネットのデジタル空間がどのように動いたのかを振り返る。

 また、SNSに氾濫する偽・誤情報や誹謗中傷の影響、インターネットと公職選挙法の現在、ビッグテックを中心としたデジタルプラットフォームの在り方など、さまざまな改革の論点を整理し、生成AIが浸透する状況を踏まえたグローバルなデジタルガバナンスの枠組みについても解説している。

 本書の冒頭で紹介している、今年注目の10大キーワードは以下の通り。

  1. エッジAI
  2. AIデータセンター
  3. SDV
  4. 越境EC
  5. プラットフォーム規制
  6. ダークパターン
  7. 防災DX
  8. NTN(非地上系ネットワーク)
  9. SNSとフェイク
  10. グローバル・デジタル・コンパクト

 電子書籍版はAmazon Kindleストアほか主要電子書店で順次発売を開始する。印刷書籍版はAmazon.co.jpで発売するほか、全国の一般書店からも注文可能。

10大キーワードで読む2025年のインターネット
第3部 インターネットと社会制度
付録 インターネットの主な出来事2024