グリッドで花粉飛散シミュレーション、予想量を1時間単位で表示


花粉飛散シミュレーションのイメージ画像

 ウェザーニューズは26日、グリッドコンピューティングを用いた「花粉飛散シミュレーション」を、インターネットサイト「花粉Ch.」と携帯サイト「ウェザーニュース」内の「花粉プロジェクト」で開始した。

 「花粉飛散シミュレーション」は、ウェザーニューズが全国700カ所の設置を進めている花粉観測機「ポールンロボ」が観測した花粉飛散量や気温、気圧、湿度のデータをベースに毎時間計算され、24時間先までの花粉飛散予想量を1時間単位で色の濃淡によって表示する。また、花粉の飛散数も1時間単位で確認できる。

 シミュレーション計算は、PCで気象情報番組「SOLiVE24」を視聴する際に必要なアプリケーション「ソラマド」をインストールしたPCのユーザーの協力のもと、グリッドコンピューティング技術を用いて実施している。

 なお、花粉予報は1時間単位に加えて、3時間ごとや今日、明日、週間予報サービスも提供する。


関連情報


(村松 健至)

2010/1/26 16:44