Google EarthのiPadネイティブ対応版公開


iPad版Google Earth

 米Googleは15日、Google EarthのiPad版を公開したことを発表した。バージョンは「3.0.0」で日本語にも対応し、現在、iTunes Apps Storeから無料でダウンロードできる。

 Google Earthは前バージョンでもiPadで利用できていたが、これまでは単にiPhoneバージョンを拡大して表示していただけだったという。

 今回、iPadをネイティブサポートしたことにより、iPadの画面解像度に合わせた高解像度の地図や画像を表示できるようになった。操作はiPhone版と同じように指を使う。

 地球を回転するためには1本指を、視点の変更に2本指を使用する。また、1本指のダブルタップでズームインし、2本指のダブルタップでズームアウトできる。また、検索フォームから地図情報の検索をも可能だ。ツールバーのメニューからレイヤーを選択すれば、ウィキペディアの記事、Panoramioの写真等を表示させることもできる。

 なお、OS 3.2のGoogle Earthでは日本語キーボードが利用できないが、次のOSアップデート時に対応する見込みだという。


日本語環境で起動すると、現時点では日本語キーボードに対応していないというアラートが出るiPhoneよりも広い画面のメリットを実感できる

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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2010/6/16 09:25