NTT Com、IP電話「050 plus」が利用できる国・地域の調査結果を公表


 NTTコミュニケーションズ株式会社(NTT Com)は26日、スマートフォン端末で050番号のIP電話が利用できる「050 plus」について、海外での利用に関する調査結果を公表した。

 050 plusは、スマートフォン(AndroidおよびiOS端末)のアプリから、050番号のIP電話が利用できるサービス。基本料は月額315円で、050 plus利用者同士の通話は無料。国内の一般加入電話には3分8.4円、国内の携帯電話には1分16.8円の一律料金で通話できる。

 NTT Comでは、海外旅行や出張先での利用について多数の問い合わせを受けたことから、2011年12月現在での海外からの利用に関する調査結果を公表した。海外から050 plusを利用した場合でも、通話料金は国内で利用する場合と同料金となる。

 特に条件なく利用できる国・地域として挙げられているのは、アジア・中東が韓国、香港、タイ、台湾、グアム、シンガポール、マカオ、フィリピン、サイパン。オセアニアがオーストラリア、ニュージーランド。北中米南米が米国、カナダ、ブラジル。ヨーロッパがドイツ、イタリア、スイス、イギリス、スペイン、オーストリア、トルコ、クロアチア、チェコ、オランダ、ベルギーの各国。また、利用は可能だが条件がある国・地域として、インドネシア、中国、インド、マレーシアが挙げられている。

 一方、利用できない国としては、日本から機器の持ち出しができない北朝鮮、イラン、キューバ、リビア、スーダン、機器の持ち込みや利用ができないベトナム、カンボジア、フランス、エジプトが挙げられている。


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(三柳 英樹)

2011/12/26 13:41