国内のFacebook利用者、友達10人以下が47.4%、平均は53人


 株式会社ネオマーケティングは27日、「Facebookユーザーの時間・シチュエーションなどに関する利用動向調査」の結果を発表した。

 株式会社ガイアックスの「GaiaXソーシャルメディア ラボ」と共同で、3月27日から30日までインターネットリサーチで実施したもの。Facebookに会員登録している20代から50代までの各年代層の男性・女性それぞれ100人の計800人が回答した。

 Facebook内の友達の人数は、1~10人が47.4%、11~30人が20.3%、31~50人が11.5%、51~100人が11.9%、101~300人が6.3%、301~500人が2.0%、501~1000人が0.4%、1001~3000人が0.3%、3001~5000人が0.1%。

Facebookの友達の人数

 ネオマーケティングによると、日本のFacebook利用者はウェブ業界や広告業界の人など、新しいメディアやサービス、技術に敏感な人々が多いと思われており、このような層の利用者が多かった従来は、昨年9月時点で平均友達数が100人を超えるとの調査報告もあったという。

 これに対して今回の調査では、1~10人が最も多く半数近くを占め、平均友達数は約53人だった。このことからネオマーケティングでは、「ウェブ業界・広告業界以外の新しい一般ユーザーが増加しているのではないかと予想され、Facebook利用のすそ野が広がっていることが分かった」としている。

 Facebookにログインする際に最もよく使うデバイスは、自宅のPCが61.4%、iPhoneが14.4%、Androidスマートフォンが10.9%、会社・学校のPCが7.9%、iPadが1.8%、タブレットPCが0.9%、ガラケーが1.6%、その他が1.3%だった。

Facebookにログインする際に最もよく使うデバイス




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(永沢 茂)

2012/4/27 13:57