Twitter、ウェブ閲覧履歴に応じた「おすすめユーザー」表示を試験スタート


 Twitterは18日、Twitter対応サイトの閲覧履歴やフォロー済みアカウント情報をもとに、「おすすめユーザー」をカスタマイズ表示する機能の提供を試験的に開始した。この機能を利用したくない場合は、Twitterの設定画面からオフにすることができる。

試験的に開始された「おすすめユーザー」のカスタマイズ表示(Twitter公式ブログより転載)

 「おすすめユーザー」は、未フォローの著名人アカウントなどを知らせてくれる機能。Twitterに慣れていないユーザーでも、簡単にフォローすべきアカウントを発見することができる。

 試験サービスを開始したことにより、一部ユーザーはTwitterのウェブサイト左側に表示される「おすすめユーザー」の内容がカスタマイズ(パーソナライズ)される。カスタマイズする上で参照される情報は、他のユーザーのフォロー状況や、Twitterの投稿ボタンやウィジェットが表示されたサイトの閲覧履歴など。人気サイトを訪れたユーザーが、どんなユーザーをフォローしているか、あるいは過去10日の間にどんな人気サイトを訪れたかなどが参照されるという。実際にどのようなカスタマイズが行われるかは、プレビューのページから確認できる。

 この機能を利用したくない場合は、Twitterの設定画面で「最近閲覧したウェブサイトを基にカスタマイズする」の項目をオフにする必要がある。また、Twitterは「Do Not Track」への対応方針を示しており、ブラウザー側で「トラッキングの拒否をWebサイトに通知する」などの機能をオンにすることでも拒否できる。

 なお、Twitterの利用開始から間もないユーザーに対しての「おすすめユーザー」表示も変更される。こちらも試験的な提供となっており、一部ユーザーにおいては、Twitterのページ左側におすすめユーザーのリストが表示され、そのリストに含まれるユーザーのツイートがタイムライン上に表示される。



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(森田 秀一)

2012/5/18 13:13