セブン&アイがグループ各社サイトを一本化、取扱高5000億円目指す


 株式会社セブン&アイ・ホールディングスは26日、グループ各社のネットショッピングサイトを一本化すると発表。これまで別のサイトやIDで展開していたグループ6社のサイトを「セブンネット」のサイトに集約した。

 一本化したのは西武・そごうの「e.デパート」、イトーヨーカドーの「ネットスーパー」、セブン-イレブンの「セブンミール」、アカチャンホンポのネット通販、「チケットぴあ」のネットサービス、セブンカルチャーネットワークの「セブン旅ネット」。

 これにより、セブン&アイグループの総合ネット通販、百貨店、総合スーパー、コンビニエンスストア、専門店のネットサービス、旅行・宿泊の予約、チケット購入サービスが自宅でワンストップで利用できるようになる。

 グループのネットの集合体として、リアル店舗とも情報を共有化。店舗では展開できない商品をネットで取り扱ったり、ネットで注文した商品の店舗での受け取りを可能にするなど、リアルとネットを融合を図る。

 現状約1000万人の会員を2015年度には2000万人に拡大し、グループサイトでの取扱高5000億円を目指す。セブン&アイグループは、ネット事業を推進して顧客にさらに近づくことにより、「日本一のご用聞きになります」としている。


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(増田 覚)

2012/7/27 06:00