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「eo光」のDNSサーバーがDDoS攻撃被害、ほぼ復旧するも正式発表はまだ

 株式会社ケイ・オプティコムの光ファイバーインターネット接続サービスにおいて、加入者向けDNSサーバーに対するDDoSとみられる攻撃が6月29日から断続的に続き、ウェブ閲覧やメール送受信に時間がかかる症状が発生した。技術的対応などを進めた結果、7月3日16時30分ごろの段階では正常な通信が可能となっているが、状況を見守る必要があるため、完全復旧を発表していないという。

 今回の一連のDDoS攻撃は、6月29日18時00分ごろにまず確認された。「eo光」などの加入者が利用するDNSサーバーにアクセスが異常集中し、名前解決にかかる時間が長くなる、あるいは名前解決ができず、結果としてウェブ閲覧やメール送受信に影響が及んだ。ここでは負荷軽減策を実施し、同日の21時54分ごろには復旧した。

 同様の攻撃を原因とする障害は6月30日21時13分ごろ、7月1日16時39分ごろにも発生したが、DDoS攻撃の送信元からの名前問い合わせに応じないなどの処置をとり、いずれも数時間で復旧した。なお、7月1日22時00分ごろから断続的な障害が発生しているとの告知がなされているが、ケイ・オプティコムの広報によれば、攻撃の量には波があり、正常通信できる時間帯もあった。直近では7月2日の夜に攻撃があったものの、以後は状況が落ち着いているという。

 なお、実際の障害の程度について、広報では「名前解決に時間がかかる症状が大半で、通信が完全に不能になるケースは少なかったのではないか」とみている。このため、同様の障害が再度発生した場合は、ウェブページの再読込などを適宜試してほしいとしている。

(森田 秀一)