ニュース

日本マイクロソフト、平野拓也氏が7月から新社長に~樋口氏は会長へ

 日本マイクロソフト株式会社は2日、7月1日付で平野拓也氏が代表執行役社長に就任する人事を発表した。現社長の樋口泰行氏は代表執行役会長へ就任する。なお平野氏は現在、執行役専務 マーケティング&オペレーションズ担当を務めているが、3月2日付けで代表執行役副社長に昇格。新会計年度(2016年度:2015年7月1日開始)に向けた経営・事業計画の立案などを樋口氏とともに遂行するとのこと。

新社長となる平野拓也氏(2014年12月の記者会見より)

 平野新社長は、1970年生まれ。Kanematsu USAやArbor Software(Hyperion SoftwareとのM&A後、Hyperion Solutionsに社名変更)などを経て、2001年からハイペリオン株式会社の社長を務めた。マイクロソフト株式会社(現:日本マイクロソフト)には2005年8月に入社し、エンタープライズ関連の重職を務めた後、2014年から現職に就いている。

 樋口氏は2007年3月に代表執行役兼COOとしてマイクロソフトに入社。2008年4月より代表執行役社長に昇格していたが、約7年で社長を退任することになる。

2012年3月に、日本マイクロソフトへの入社5年目を迎えた記念のトロフィーを手渡される樋口氏【左】。渡しているのは、米Microsoft インターナショナル プレジデントのジャンフィリップ クルトワ氏

(石井 一志)