今週の『徹底攻略 ネットワークスペシャリスト教科書』

「情報処理技術者」秋期試験まであと5日! そこで第14問(最終回)

パケットフィルタリング型ファイアウォールのフィルタリングルールを用いて、本来必要なサービスに影響を及ぼすことなく防げるものはどれか。

《答》ア

 パケットフィルタリング型ファイアウォールでは、IPアドレスとポート番号をチェックして、不要なサービスをフィルタリングすることができます。このとき、外部に公開していないサービスへのアクセスは、そのサービスのポート番号へのアクセスを禁止すれば防げるので、アが正解です。

 イのセキュリティの脆弱性を突く攻撃や、ウのマクロウイルスは、アプリケーションレベルの攻撃なので、パケットフィルタリング型ファイアウォールでは防御できません。また、エのDoS攻撃は、パケット数が多いだけでそれぞれのパケットは正常なので、ファイアウォールでは防御できません。

『徹底攻略 ネットワークスペシャリスト教科書 平成28年度』

http://book.impress.co.jp/books/1115101103.php
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