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置き場所を選ばないネットワークカメラが便利すぎる! 留守中の置き配も、子供の見守りもこれで安心!!

 テレワークがメインだった会社でも、最近は週に2、3日はオフィス通勤するようになった、という話を近頃よく耳にする。そうやって家を空けることが多くなると、なにかと困りごとが増えたりするもの。留守中に来客や宅配があっても対応できないし、留守番しているであろう子供やペットの様子も分からないので不安になる。空き巣に入られたらどうしよう、なんて心配もしてしまうだろう。

 そんなときにあると便利なのが、家庭用のネットワークカメラ。以前は高額なものが多く気軽には導入できなかったけれど、今や意外とリーズナブルな価格で高画質、高機能なネットワークカメラが手に入る時代になった。なかでも、ブランドとしての知名度もありつつ、手の出しやすい価格を実現しているのがTP-Linkのネットワークカメラ。

 しかも7月9日より先行セールが始まっている年に1度の「Amazonプライムデーセール」では、本稿で紹介している一部製品などが、プライム会員限定のセール価格で販売中だ(Wi-Fiルーター関連セール記事スマートホーム関連セール記事参照)。

 屋外用と屋内用のカメラがあるのだけれど、どちらも設置場所の自由度の高さと、機能性の高さがウリ。少ない台数でも死角を減らせて、実用性を高められる。今回はそんなTP-Linkのネットワークカメラを自宅に3台設置して、その便利さを体感してみることにした。

屋外でも使えるカメラは宅配・置き配の確認にも超便利!

 1つ目に紹介したいのは屋外対応のフルワイヤレスセキュリティカメラシステム「Tapo C420S2/A」。カメラ本体「Tapo C420」が2台と、SDカードへの録画を可能にする専用ハブ「Tapo H200」がセットになったパッケージだ。

2台のカメラと専用ハブがセットになったフルワイヤレスセキュリティカメラシステム「Tapo C420S2/A」

 「Tapo C420S2/A」は宅内の有線LANに専用ハブを接続して使用するネットワークカメラ。専用ハブとカメラ本体の間は2.4GHzのWi-Fiでワイヤレス接続され、1台のハブに最大4台のカメラを接続可能。カメラ本体は充電式バッテリーを搭載することで、一定の条件下では、給電なしで最大180日間もの動作を実現。カメラ本体が完全ワイヤレスになることで、自由度の高い設置を可能としている。なお、交換用バッテリー「Tapo A100」や、太陽光で給電可能なソーラーパネル「Tapo A200」も発売されている。

バッテリー駆動で、バッテリーは内蔵したままでも、取り外してでも充電可能
「Tapo C420S2/A」で使える交換用バッテリー「Tapo A100」。バッテリーを交互に使えばダウンタイムは最小限に
「Tapo C420S2/A」に接続できるソーラーパネル「Tapo A200」。4mのケーブルで、設置の自由度が高い

 防水・防じん性能を備えているから、雨でぬれてしまう場所に設置するのも問題なし。フルHDを超える2560×1440ドットという高画質なカメラセンサーを搭載しているのも特徴で、遠くのものを明瞭に、近くのものはよりはっきりと映し出す。こうした高い性能も、設置場所の自由度を高めている一因となっている。

IP65に準拠した防水・防じん性能をもつので、雨がかかる場所に設置してもOK
カメラ映像は最大2560×1440ドットの高画質

 カラー映像で撮影できるのはもちろんのこと、赤外線カメラの「ナイトビジョン」機能によって、暗いシーンでも白黒でくっきり捉えられる。さらに内蔵LEDライトを組み合わせた「フルカラーナイトビジョン」機能を使えば、そんな暗い場所をカラー映像できれいに映し出すことも可能。昼間か夜間かを問わず、常に色鮮やかな高画質で監視できるのだ。

暗い場所でも白黒の「ナイトビジョン」でくっきり
LEDライトも内蔵
LEDライトで照らすことで、夜間でも色鮮やかな映像が得られる

 専用のスマートフォンアプリを使って、カメラ映像はリアルタイムでチェック可。ただ、気になったときにいちいちアプリを起動してカメラ映像を見る、という操作をするのは煩わしい。それもあって、カメラ映像内に動きがあったときなどに自動でスマホにプッシュ通知し、そこからすぐにカメラ映像を見られるようにする機能が用意されている。

 これは「動体検知」機能や「スマートAI検知」機能によるもの。動いている人やクルマ、動物などが映っていると判断されたときに、それをすかさず通知して映像の確認もすぐにできるようにするものだ。「動体検知」機能ではカメラ映像全体を対象に検知することも、「アクティビティゾーン」を設定して一部の範囲だけを対象に検知することもできる。敷地外を通り過ぎるものはスルーして、敷地内で動いたものがあったときだけ通知する、といった使い方が可能だ。

「動体検知」機能をオンにすると、映像に何らかの変化があったときに通知・録画する
カメラ映像の一部エリアのみ検知するように設定することも可能
「スマートAI検知」機能では、人・クルマ・動物などを判定し、その種類に応じて通知・録画するかどうかを決められる

 ここで個人的におすすめしたいのが、宅配ボックスや玄関先が見えるようにカメラをセットし、留守中の宅配・置き配を確認できるようにする使い方。宅配ボックスの周辺、もしくは宅配業者がいつも置き配していくあたりに人が来たときだけ通知するように設定しておくと、届けに来た瞬間に気付けるのが便利だ。

カメラ1台を宅配ボックスと玄関先が見えるように設置してみた
実際のカメラ映像はこんな感じ
宅配ボックスに荷物を届ける人を検知したら通知・録画する

 夏だと暑い日が続くし、時にはゲリラ豪雨に見舞われることもあるかもしれない。置き配で直射日光や雨でぬれる場所に長時間荷物が置かれたままになると、中身にダメージを与えてしまうかもしれない。カメラからの通知で配達されたことに早く気付ければ、在宅している家族にメールなどで教えて回収してもらえるだろう。もしくは、カメラ内蔵のマイクとスピーカーを使って音声でやりとりできる機能を利用し、カメラ前にいる配達員に置き場所などを指示する、といった手段もとれる。

 さらに「動体検知」機能と「スマートAI検知」機能は、家族が帰宅したかどうかの確認にも使える。学校から子供が無事に帰宅したことが外出先からでも分かるし、もしどこかへ遊びに出かけていったとしてもその姿はしっかり映像に残る。子供が事故や事件に巻き込まれることなど想像したくもないが、万が一の時には、子供がいつ家を出たのか、外出時にどんな服装をしていたのかが分かるというのは大きな意味を持つはずだ。

 加えて、不審な侵入者にもいち早く対応できるだろう。内蔵LEDライトを点灯したり、内蔵スピーカーでアラーム音を発したりする機能も用意されているため、遠隔から不審者を警告して追い払えば、被害を最小限に抑えられるはず。

もう1台のカメラはガレージ内部と駐車場のクルマが見える位置に。家族が帰宅したときや不審者が映り込んだ時にすぐに気付ける
カメラ内蔵のライトやスピーカーからのアラーム音で警告も可能

首振り機能で360度見渡せる、見守りにベストな屋内用カメラ「Tapo C225/A」

 続いては屋内用カメラの「Tapo C225/A」。数あるネットワークカメラのなかでも、これは活用しがいのある機能をもつモデルだ。なんといっても、アプリを通じてカメラを上下左右に首振りし、1台で360度の視野を確保できるのが最大の便利ポイント。

屋内用のネットワークカメラ「Tapo C225/A」

 球体のカメラレンズ部がターンテーブルの上に載ったようなイメージになっていて、レンズ部が左右方向に180度ずつ、垂直方向に149度まで可動するようになっている。スマホアプリから操作して、いつでも好きな方向にカメラを向けられるのだ。

左右180度ずつ、上下149度まで可動する

 通常は視野をより広く確保するために、部屋のできるだけ隅にカメラを設置するもの。つまり、可能な限り広く見渡せるようにしようと思うと、設置するのはどうしても特定の場所に限られてしまう。カメラの向きを変えるには直接本体を動かさないといけないので、死角をなくすには1つの部屋を監視するのに複数台カメラを設置しなければならないときもある。

 でも「Tapo C225/A」ならそんな制約や無駄はない。電源を確保できる場所であれば部屋の隅に限らず、堂々と真ん中に置いてもOK。必要に応じてアプリからカメラの方向を変えれば部屋の端から端まで見渡すことができる。本来ならカメラが複数台必要な場面でも1台でカバーできるため、コストパフォーマンスの面でも有利だ。

ダイニングとキッチンのある空間に設置してみた
カメラの向きを操作すると、ダイニングだけでなく、キッチンやその反対側にあるリビングまで見渡せる

 画像解像度は、1つ目に紹介した屋外用と同様、最大2560×1440ドットと高精細。暗い室内でも白黒ではっきり視認できる「ナイトビジョン」の機能ももちろん搭載している。こうした高画質、首振り機能による自由度の高さは、室内を動き回る子供やペットを見守るのに最適だろう。子供がカメラの死角に入ってしまい、姿が見えずに不安になる、みたいなことはないし、ペットの元気な様子もしっかり追える。

 リビングや子供部屋に設置するのもいいけれど、屋外用カメラの「続き」を確認できるように、玄関あたりに設置するのもよさそうだ。帰宅した家族を屋外カメラで検知したのち、玄関に置いた「Tapo C225/A」でも家族の姿を確認しつつ、きちんと戸締まりしたかどうかをカメラ映像からチェックする、といった使い方もできる。

今度は玄関付近に設置してみる
家族の帰宅を確認でき、施錠したかどうかもわかる
室内に入っていく様子も捉えられる

 こちらも「スマートAI検知」機能や「アクティビティゾーン」の機能が利用できるので、玄関に入ってきたところを的確に把握して通知してくれる。そのうえ、「スマートAI検知」機能によって動体を検知した際には、それをカメラが自動で追いかけるように設定することも可能だ。留守中に激しく動き回るペットの知られざる姿を目にすることができるかも?

「動作トラッキング」をオンにすると、動いている物体を自動で追いかけられる

クラウド録画とSDカードへの常時録画で効果的に監視

 今回紹介した「Tapo C420S2/A」と「Tapo C225/A」の2モデルは、当然ではあるけれど、ともに映像の録画機能を備えている。録画方法は2種類あり、1つは専用のクラウドサービス「Tapo Care」を利用するパターン。もう1つはmicroSDカードに録画するパターンで、「Tapo C420S2/A」の場合は付属のハブにセットしたmicroSDカードに、「Tapo C225/A」はカメラ本体にセットしたmicroSDカードにそれぞれ録画できる。

 「Tapo Care」では、直近30日間のすべての録画データをクラウドに保存し、いつでも閲覧可能だ。人や物体、動物を認識し、その種類に応じて通知・録画するかどうかを決められる「スマートAI検知」機能のほか、プッシュ通知にカメラ画像も表示して即座になにがあったかを把握できる機能など、いくつかのオプション機能が使えるようになる。月額料金が必要なサブスクサービスだが、最初の30日間は全機能を無料で利用できるので、まずは試してみてから、使い続けるかどうかを判断すればよいだろう。

「Tapo Care」に加入すると動体検知時などのクラウド録画が可能
検知時のプッシュ通知にカメラ映像を含めることもできる

 一方、SDカードはクラウドサービスを利用せずに録画したいときに便利。「Tapo C420S2/A」では「動体検知」や「スマートAI検知」が反応したときの映像を残すことができ、「Tapo C225/A」ではそれに加えて常時録画にも対応する。microSDカードの容量が許す限り長時間の録画が可能になるわけだ。

「Tapo C420S2/A」はハブに装着したmicroSDカードに録画
「Tapo C225/A」はmicroSDカードをカメラ本体にセットする
ループ録画、かつ常時録画を設定して、証拠映像を確実に残しておこう

 microSDカードが一杯になると古い映像から上書きしていく「ループ録画」も選べるため、容量がさほど大きくないmicroSDカードでも大丈夫。その代わり、繰り返しの上書き保存に強い、監視カメラ用やドライブレコーダー用など、高耐久をうたうmicroSDカードを選ぶのがおすすめだ。

ネットワークカメラをフル活用するならメッシュWi-Fiシステムを

 設置場所の自由度が高いTP-Linkのネットワークカメラだけれど、その自由度の高さを生かすためにはWi-Fiルーターにも気を使いたい。なぜなら、Wi-Fiルーターの電波がネットワークカメラまで十分に届いていないと、そもそも映像のクラウド録画やアプリからの監視・操作ができないからだ。

 TP-Linkといえば、弊誌読者であればご存じのとおり、Wi-Fiルーターでもよく知られているメーカー。エントリーモデルからハイエンドまで多数のモデルをラインアップしているが、ネットワークカメラをはじめ家庭内のさまざまなWi-Fi機器を安定して使いたいなら、複数台のWi-Fiルーターを連携動作させるメッシュWi-Fiシステムが有利だ。

 イチ押しは高性能モデルの「Deco XE75/A」。1台だけでも使えるけれど、2台セットのメッシュWi-Fiにすると最大500m 2 もの広大なエリアをカバーしてくれる。複数フロアがある戸建て環境でも、家の隅々までしっかり電波を届かせることができるだろう。

Wi-Fi 6E対応の高性能メッシュWi-Fiシステム「Deco XE75/A」

 Wi-Fi 6だけでなく最新規格のWi-Fi 6Eにも対応し、最大転送速度は2.4Gbps。単に高速なだけでなく、ネットワーク機器の最大接続台数が200台となっているところも、スマートホーム化でネット接続デバイスが増え続けている昨今は重視したい部分だ。

 自宅がそこまで広くない、あるいはWi-Fi 6E対応のデバイスを所有していない・導入する予定がない、という人には、より安価なメッシュWi-Fiシステム「Deco X50/A」がマッチする。それでも2台セットで最大420m 2 の範囲をカバーし、最大転送速度は2.4Gbpsとやはり高速。コンパクトサイズでちょっとした棚や家具の隙間に置きやすい利点もある。

コンパクトながらWi-Fi 6に対応するメッシュWi-Fiシステム「Deco X50/A」

 ネットワークカメラをフル活用するためにも、今後増え続けるネットワーク機器やスマートホーム機器を快適に利用するためにも、これらメッシュ対応のWi-Fiルーターの導入も合わせて考えておきたい。

少ない台数で隅々までカバーできるコストパフォーマンス大のカメラ

 ネットワークカメラ製品は今や選択肢が多くなり、どれを選べばいいのか判断が難しいところ。そんななかTP-Linkの「Tapo C420S2/A」と「Tapo C225/A」は、個性あふれるモデルとして目を引く。方やバッテリー内蔵、方や首振り対応ということで、場所を問わずに設置でき、最小限の台数で視界を広く保てるのが一番の魅力だ。

 2560×1440ドットの高画質を実現し、被写体を判定して賢く通知・録画してくれる「スマートAI検知」などの機能も活用しがいがある。オフィスへの出社や外出が増えている今、留守中の自宅を隅々まで監視しておきたいという用途にぴったりだろう。コストをできるだけ抑えつつも、性能に妥協せず応用幅の広いネットワークカメラを求めているなら、間違いなくおすすめできる製品だ。