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職場のデジタル化を感じるか否かは「紙の利用の有無」で決まる? 調査により明らかに

 職場のデジタル化を感じるか否かは、紙の利用の有無が大きな要因を占めていることが調査により明らかになった。

 これは「エン派遣」が3577人を対象に行ったアンケート「職場のデジタル化」で明らかになったもの。職場のデジタル化が進んでいると感じると答えた56%の人に具体的な要因を聞いたところ、「ペーパーレス化」が79%と、「クラウド上でのデータ管理・保存」(44%)「会議のオンライン化」(43%)などを圧倒。一方でデジタル化が進んでいないと回答した人にその要因を問うたところ、「取引先とのやり取りがFAX」「オンライン会議の資料が紙」など、こちらもやはり紙の利用にまつわる要因が多く、紙の利用の有無が、デジタル化を感じるか否かに直結しているようだ。

 このほか、同じアンケートでは、デジタル化による困りごととして「上の世代への指導、サポートが必須になるため余計に時間がかかる」「プライベートの時間にもメッセージが投稿されて気が休まらない」「機械が自動仕分けをしてくれるため、残業や働く時間が無くなり収入が減った」などの回答が寄せられている。

あなたの職場ではデジタル化が進んでいると感じますか?(「エン派遣」の「職場のデジタル化」についてのアンケート調査より)
デジタル化が進んでいると「感じる」「どちらかと言えば感じる」と回答した方へ伺います。どのようなデジタル化が進んでいますか?(複数選択可)(「エン派遣」の「職場のデジタル化」についてのアンケート調査より)
デジタル化のメリットだと感じることがあれば教えてください(複数選択可)(「エン派遣」の「職場のデジタル化」についてのアンケート調査より)
  • 3500人に聞いた「職場のデジタル化」調査ー『エン派遣』ユーザーアンケートー職場のデジタル化が進んでいると感じる方は56%。進んでいないと感じる瞬間は 「取引先とのやり取りがFAX」「オンライン会議の資料が紙」など紙の利用への声が多数。(エン・ジャパン)
    https://corp.en-japan.com/newsrelease/2023/35208.html