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古くなったiPhoneは下取り。では、古くなったiPadは? 意外と異なる「その後」が判明

 古くなったiPhoneは下取りに出されるケースが最も多いのに対して、iPadは手元に置かれるか家族もしくは友人に譲渡されるケースが約3分の2を占めるなど、「その後」の処遇が大きく異なることが明らかになった。

 これは、iPhone/iPadを買い換えた人を対象にCIRPが調査した結果によるもの。古いiPhoneは下取りに出されるケースが42%に上り、家族や友人への譲渡や手元に保管するケースの合計である41%を上回るのに対して、iPadでは下取りが3%にとどまり、一方で家族や友人への譲渡や手元に保管するケースが合計67%に上る。つまり、iPhoneに比べるとiPadは、金銭的利益のために下取りに出すよりも再利用することに有用性を見いだすユーザーが多く、長期にわたって価値が持続するといえそうだ。iPadの新製品がほぼ登場していない2023~2024年の調査であることは考慮すべきだが、ユーザーはiPadにそれほど急いで買い替える価値を見出していないとも解釈でき、スマホとタブレットの傾向の違いが見える面白い調査なのは間違いない。Apple以外の他社のスマホとタブレットでも同様の調査を見てみたいところだ。