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「サブスクプランの解約手順が難しすぎる」米司法省がAdobeを提訴。日本に影響は?

 Adobeのサブスクリプションプランの解約手順が難しすぎるとして、米司法省が同社を提訴したことが明らかになった。

 訴状によると、米司法省はAdobeが「重要なプラン条件を明確に開示せず、デフォルトで最も有利なサブスクリプションプランに登録させることで、消費者に損害を与えた」と主張。年間有料月額プランの条件を細かい文字で、オプションのテキストボックスやハイパーリンクの後ろに隠すことで、解約時に発生する数百ドル近い早期解約料を適切に開示していない点、解約しようとすると複数のウェブページやポップアップを経由する面倒で複雑な手続きを要求する点、さらには電話やライブチャットでキャンセルしようとすると通話やチャットが切断され、再接続時に電話の理由を再度説明することを強いられる点などを挙げている。同社の解約手続きが難解なことは日本国内でも知られており、今回の訴訟の結果は日本にも影響を及ぼす可能性もありそうだ。