やじうまWatch

明治時代の日本を撮影した29本のフィルム、国立映画アーカイブのサイトで無料公開中

 明治時代の日本を撮影した29本のフィルムが、国立映画アーカイブが運営するウェブサイトで新たに公開された。無料で視聴できる。

 これは1898~1899年(明治31~32年)にかけて日本に派遣されたフランス・リュミエール社の技師が撮影し、1960年に同国政府から寄贈された作品をデジタル化したもの。1本あたりの収録時間は1分前後と短いものの、「日本の宴会」「家族の食事」「東京の鉄道駅」「蝦夷のアイヌ」など、さまざまなテーマに基づいて日本各地で撮影されており、当時の文化風俗を知ることができる貴重な動画だ。それぞれの動画には詳細な作品解説も付けれており、背景事情なども知ることができる。気に入ったら、同じ「映像でみる明治の日本」のサイトで公開されているほかの日本映画の数々も、あわせてチェックすることをお勧めする。