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Windowsのブルースクリーンがブラックスクリーンにデザイン変更、技術情報も非表示へ

 WindowsのBSODことブルースクリーンが、最新ビルドで青から黒へとデザイン変更されたことが明らかになった。

 BSOD(Blue Screen of Death)はWindowsで重大なエラーが発生したときに表示される画面で、青い背景色で表示されることからこの名で呼ばれる。Windows 8以降は顔文字が、Windows 10以降はヘルプに誘導するためのQRコードが表示されるようになり現在に至っているが、Windows 11の初期ビルドで一時的に黒に変更されたことを除けば背景色は青というのが伝統だった。海外メディア「Windows Latest」が報じたところによると、Windows 11 24H2の新しいビルドにおいて、この背景色が黒へとデザイン変更されたという。また、これと並行して顔文字やQRコードも省かれたほか、何が起こったのかを伝える技術情報も非表示となり、再起動を実行していることだけを伝える簡素な画面へと変更されている。Windows Latestでは、「初心者と協力してPCの問題を解決しようとするIT管理者にとって作業が困難になる可能性がある」と指摘しているほか、一見するとWindows Updateの実行中のようなこの画面について、顔文字を再び追加するなど判別しやすいよう改良が必要だとしている。