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モバイル全盛もどこ吹く風? 「AI検索はデスクトップからの利用が9割以上を占める」と判明

 AI搭載検索エンジンからの参照トラフィックは、デスクトップデバイスがほとんどを占めており、モバイルはごく少数であることが明らかになった。

 これは米BrightEdgeの調査によるもので、ChatGPT、Bing Copilot、Google Gemini、PerplexityAIなどの主要なAI検索エンジンからの参照トラフィックを分析。その結果、ほぼ全てのAI検索エンジンで90%以上をデスクトップからのアクセスが占めており、スマートフォンやタブレットなどのモバイルはほんの数%にとどまっている事実が明らかになった(なお、Geminiでない一般的なGoogle検索については、デスクトップが44%、モバイルが53%と拮抗している)。BrightEdgeではこの事実をもって、モバイルのAI検索には未知の可能性が残されているとしているが、その一方で、市場シェア93%を誇るGoogle検索のモバイルトラフィックのうち過半数がAppleのスマートフォンから発生していることから、AppleがデフォルトブラウザーにAIを搭載することがあれば、さらに大きな変化が引き起こされるだろうとコメントしている。